【弘前城 概要】
弘前城(ひろさきじょう)は、現存する日本最北端の天守で、国の重要文化財にも指定されています。津軽統一を成し遂げた津軽為信によって慶長8年(1603年)に計画され、二代目信枚が慶長15年(1610年)、築城に着手し、翌16年に完成しました。以後、弘前城は津軽氏の居城として、廃藩に到るまでの260年間、津軽藩政の中心地として使用されました。1945年の空襲や火災などにより現在の城内には、天守、櫓3棟、城門5棟が残され、いずれも重要文化財に指定されています。
【弘前城 三の丸追手門】
1611年(慶長16年)の築城当初から現存する門で、現在は弘前公園のメインゲートとして利用されています。 脇戸付櫓門、銅瓦葺のこの門は重要文化財に指定されています。全体的に簡素な素木造りとなっていて、戦国時代の古い形式を残すものとして全国の城郭建築の中でも珍しいものとされています。
【弘前城 下乗橋(げじょうばし)】
本丸と二の丸に架かる橋。ここから本丸(有料エリア)へ進みます。名前の由来は二の丸側には馬から降り降りるよう定められていた為だと言われています。下乗橋から望む天守閣が桜と赤い橋のコントラストで一番の見所です。
【弘前城 天守閣】
2024年現在は石垣の修復工事中で本来の場所から約100m位の場所に移動して仮置きされています。仮置きですが内部見学は可能です。・・・やはり元に位置が一番良いですね。2025年の春が楽しみですね。
【弘前公園 桜】
東北三大桜の名所とされるだけあって、文字通りの花の園です。弘前の桜は、ソメイヨシノが主で、ソメイヨシノは寿命60年と言われますが、樹齢100年を超える古木が300本以上。樹齢60年をを超えるものは1,200本以上。弘前公園の桜は一つの房に4~5個、多いところでは7個の花芽がつくことから、ボリュームがあるのが特徴です。「日本さくら名所100選」のひとつでもあります。
【弘前公園 ライトアップ】
夜は10時までライトアップをしています。夜の弘前公園は幻想的で酔います。
【弘前城 近くにある観光スポット】
津軽藩ねぷた村、弘前八幡宮、岩木山神社
【弘前城 アクセス】
管理人の感想
弘前城と言えはやはり桜の名所だけあって相当数の桜の木がありますし、加えて城内から見える岩木山の眺望も素晴らしいものがあります。私個人の感想ですが、これまで見てきた桜の名所で一番だと思っています。
桜の時期は道路は大渋滞・近隣の宿泊施設は満室が恒例となっています。早めに予約するか、弘前市以外で宿泊する事になると思いますが、それでも見る価値は十二分にあります。