【概要】
別府弁財天池の畔にある小さな無人のお社です。西暦806~810年(大同元年~5年)に創建。当初は弁財天社と称していましたが、西暦1871年(明治4年)に広島の厳島神社から三柱の水神を勧請して厳島神社に改称したとのこと。三柱の水神とは無論宗像三女神の事であり、弁財天とは末っ子の市杵島姫命。
古から枯れる事なく恵みを与え続けてくれる神秘的な池に神が宿り、そして未来永劫恵みが続く様に祈ったのかもしれません。
【境内】
昔、この地方を開拓したものの、水が無いことに困り諏訪大明神に祈ったところ「弁財天をまつり青竹をつえに水をたずねよ」というお告げを受け、それからまもなく清らかな水が湧き出たという伝説があるそうです。
【景観】
境内にある「別府弁天池」の湧水は、摂氏14.5度の透明度の高い水で、環境庁より昭和60年7月20日、日本名水百選に選定されております。中央部から水が湧いており透明度が良く美しいエメラルドグリーンになっており、ペットボトル等を持っていくと持ち帰りも可能だそうです。併設されている美祢市養鱒場釣り堀では、ニジマス釣りを楽しむことができるそうですよ。
透明度が高い池として山梨県の忍野八海も有名です。こちらも神様が作った伝説が残っており富士山とともに世界文化遺産に登録されています。ぜひ一度は訪れてほしい場所です。
【アクセス】
管理人の感想
地元に愛されている神社と泉ですね。秘的なエメラルドグリーン色はぜひ一度見ておくべきでしょう。
景観
(4)
雰囲気
(3.5)
アクセス
(1)
私見
(3.5)
〒754-0603 山口県美祢市秋芳町別府1578
※無料駐車場あり