【祖谷のかずら橋 概要】
祖谷のかずら橋(いやのかずらばし)は、日本三奇橋(諸説あり)にも数えられる吊り橋です。自生のシラクチカズラ(重さ約6トン)で作られたもので、長さ45m・幅2m・水面上14mとなります。三年に一度架け替えが行われます。起源は諸説あり平家の落人がこの地に潜み、追手が迫ってもすぐ切り落とせるように葛を使って架設したとの伝説があります。
現在は国指定重要有形民俗文化財となっています。また、漫画・アニメになった蟲師の”一夜橋”のモデルにもなった場所です。
【祖谷のかずら橋】
橋を渡る料金は大人550円、小学生350円となっています。一般的に想像する吊り橋と異なり、両岸から大きく張り出した梁や、中央部に掛けられたかずら縄が特徴的です。
足場の枕木の間隔が広めで、両脇のかずらの柵も広め。吊り橋の為、渡ると揺れます。橋自体も趣きがありますが、橋から見える谷の景色も素晴らしいです。
【祖谷のかずら橋 琵琶の滝】
祖谷のかずら橋のすぐ近くに琵琶の滝があります。
名前の由来は、源平の戦いに屋島で敗れた 平家の落人が祖谷に潜入・土着し 昔、京の都をしのびこの滝で琵琶をかなで、つれづれを慰め合ったことによると言われています。平家とかかわりのある滝のようで、悲しい歴史も感じさせられます。
【かずら橋夢舞台】
お土産物やかずら橋の歴史などが見れる観光施設です。観光バスの場合はこちらで降ろされます。
【祖谷のかずら橋 周辺にある観光スポット】
落合集落(重要伝統的建造物群保存地区)
【祖谷のかずら橋 アクセス】
管理人の感想
現在は観光地化していますが、山中にある孤立していた集落といったこともあり、この地域では独自の風俗習慣が残っています。特にこのかずら橋は外部の者からすれば平家の落人伝説などを想起させるには十分なことでしょう。民俗学や建築工学、秘境巡りが好きな方は是非とも訪れてほしいところですね。
景観
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雰囲気
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アクセス
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私見
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