【椿大神社 概要】
椿大神社(つばきおおかみやしろじんじゃ)は、伊勢国鈴鹿山系の中央山麓に鎮座する「椿さん」の愛称で皆様に親しまれ、二千年の歴史を持つ日本最古の神社です。全国でお祀りする猿田彦大神の総本宮として信仰されています。猿田彦大神をはじめ、天孫瓊々杵尊、栲幡千々姫命、木花咲耶姫命、天之鈿女命、行満大明神、合祀三十二神が祭られています。
猿田彦大神はみちひらきの大神といわれており日本神話における天孫降臨の際、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受けた瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂へと導いたとされ、みちをひらくことから学業や仕事を良い方向へと導いてくれるという言い伝えがあります。
【椿大神社 景観】
歴史ある巨木のある森に包み込まれていて、お散歩するだけでも、自身が浄化されていくように感じます。参道の長さもちょうどよく、厳かで格式ある雰囲気がしました。
御本殿は、総檜の神明造り。芸道の祖神、鎮魂の神、夫婦円満、縁結びの神として崇敬され、神前挙式も行っています。
椿大社の本殿前を東へそれた直ぐのところに椿大神社別宮 椿岸(つばききし)神社があります。猿田彦大神の妻神・天之鈿女命を主神として祀る神社となり芸道の神様として知られております。すぐ近くには「かなえ滝」なるパワースポットがあります。
かなえ滝は『金龍明神の滝』からの流れで、本来の滝がこの奥にあり、容易に見学や祈願出来るようにと作られました。この水は御神水とされ、清く柔らかで昔から万病に効く薬水とされています。この『かなえ滝』を携帯電話の待ち受け画面にすると、恋愛運がアップするそうです。
他には、日本の心をこよなく愛した松下幸之助翁が茶道の発展を祈念し、庭園とともに寄進された茶室(小間、広間、立札席の三室)があります。鈴鹿の”鈴”と松下幸之助の”松”をとって 鈴松菴と命名されたそうです。ここでは本格的なお抹茶を振る舞っていただけます。 帰りにお皿は持ち帰りができ、ちょうど良いサイズの小皿をコレクションされる方が多いそうです。
【椿大神社 アクセス】
管理人の感想
とても静かできれいな神社です。優しい神様が見守って下さるような気持ちになりました。御神木に素晴らしい澄んだ空気、お参りする事ができて光栄でした。