和歌山城【和歌山県】

【概要】

和歌山城は、16世紀の戦国時代に築かれました。築城者は紀州徳川家の初代藩主である徳川頼宣（よりのぶ）です。城は標高90メートルほどの丘の上に位置し、天然の要害地にありました。その戦略的な位置と、美しい風景を楽しむことができる立地条件から、和歌山城は重要な城として建設されました。

【境内】

和歌山城は和歌山のシンボル。太平洋戦争まで天守は存在していましたが、空襲で焼失してしまったので、現在見られる天守閣は鉄筋コンクリートで再建されたお城になります。空襲でも焼けずに残った岡口門・北側の土塀は国の重要文化財に指定されています。

和歌山城は本丸、二の丸、三の丸などの曲輪（くるわ）からなる多層式の城郭です。本丸には天守閣があり、その建物は江戸時代の建築様式を反映しています。天守閣までの道のりはそこそこ急な階段です。

現在の和歌山城は復元された天守閣や歴史資料の展示施設などが整備され、観光地として訪れる人々に歴史や文化を伝える場となっています。内観の展示物は様々あり、解説もしっかりしているの見応えがあります。入館料は一般410円、小中学生が200円です。

【景観】

和歌山城周辺には桜の名所としても知られ、春には桜の花が咲き誇ります。また、和歌山城の近くには和歌山市立博物館や和歌山市歴史博物館などもあり、歴史や文化に興味のある人々にとって魅力的なスポットとなっています。

【アクセス】