【深川不動堂 (成田山東京別院) 概要】
深川不動堂は、千葉県成田市にある大本山成田山新勝寺の東京別院になります。元禄16年(1703年)富岡八幡宮の別当・永代寺で成田不動の「出開帳」が開催されたのがはじまり。その後、明治11年(1878年)に成田不動の分霊を祀り、「深川不動堂」として深川公園の一部を永久かつ無償で借用することが認められ明治14年(1881年)に本堂が完成しました。
富岡八幡宮の別当・永代寺は明治維新後、神仏分離令により廃寺となりました。ご本尊が不動明王となります。
門前仲町駅からすぐの参道にはおしゃれな食べ物屋さんがあり、富岡八幡宮の参道とは違い華やか認証でした。お客さんも多かったです。参道を抜けると本堂が見えてきます。
【深川不動堂 (成田山東京別院) 】
外壁にサンスクリット語で書かれたご真言がびっしりとあり印象的です。意味は、「激しい怒りの姿をされ、暴虐なるほどのお力を持っておられる守護尊、不動明王よ。私の迷いや障害を打ち砕いてください。そして私の願いを成就せしたまえ。」だそうですよ。※サンスクリット語は古代インドアーリア人によって話された古代語
本堂は関東大震災・東京大空襲と二度にわたって焼失しましたが、本尊は役僧たちが命がけで運び出したことにより焼失を免れたそうです。
堂内は撮影禁止の為、ご自身の目で確かめて頂ければと思いますが、1,2,4階でお参りできます。不動明王像や毎日9時、11時、13時、15時、17時の2時間ごとに護摩焚きがあり、中に上がって参観の価値はあります。(本殿観覧は無料です)
【深川不動堂 (成田山東京別院) 近くにある観光スポット】
富岡八幡宮
【深川不動堂 (成田山東京別院) アクセス】
管理人の感想
寺院というよりはミュージアムの様で観光名所のように感じます。お堂の中を無料で拝観可能であり見所は十分にあると思います。神社好きな私ですが正直、富岡八幡宮のどんより雰囲気よりはこちらの方が清々しく感じました。富岡八幡宮を一周しようかと公園側の通りに出ると吸い寄せられるようにたどり着いたのが印象的でした。