【川越熊野神社 概要】
川越熊野神社(かわごえくまのじんじゃ)は、1590年(天正18年)に創建。「蓮馨寺(れんけいじ)」の二世然誉文応僧正が紀州熊野より勧請したことが始まりといわれています。
紀州熊野は、和歌山県、奈良県、三重県にまたがる地域で、熊野三山や熊野古道など、日本古来の文化・生活圏の総称です。
御祭神は、熊野大神=伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉册命(いざなみのみこと)、事解之男尊(ことさかのかみ)、速玉之男尊(はやたまのおのかみ)を祀っております。
【川越熊野神社 参道 足踏み健康ロード】

神社参道の両端に小石が敷き詰められたており、裸足で歩くことで足裏のつぼを刺激して健康へのご利益を願うそうです。非常に面白い参道で参拝客が痛がりながら楽しんでおりました。
【川越熊野神社 境内】

川越熊野神社の春詣の期間に行われる茅の輪くぐりの一種である「なぎの輪くぐり」が実施されていました。なぎの木は熊野の御神木で、なぎの輪をくぐると罪穢れを祓うことができるとされています。

境内はそれほど広くはありませんが、境内社に白蛇神社、銭洗弁財天や秋葉神社などがあります。
【川越熊野神社 手水舎】

手水舎は桜まつり仕様でした。
【川越熊野神社 社殿】

社殿は1713年(正徳3年)に改築されており、その後も修繕も行われてきた為、非常に状態が良いですね。
【川越熊野神社 銭洗弁財天】

『厳島神社』でお参りをしてから、手持ちのお金を網や柄杓などを使ってお清め。その、お清めしたお金は宝物の様にしまい込まずに財布に入れて、大事に使えば廻り廻って大きく帰って来ると言われています。
【川越熊野神社 ジャンボ八咫烏】

八咫烏(やたがらす)は、日本神話に登場する三本足の烏で、熊野の神々の使いとして崇められています。ここの八咫烏はかわいいですね。
【川越熊野神社 八咫烏と干支の切り絵御朱印】

特別御朱印を頂きました。十二支揃えた場合「大型御朱印帳」が頂けるそうです。最近の御朱印は凝ってますね!
【川越熊野神社 近くにある観光スポット】
喜多院、成田山川越別院、仙波東照宮
【川越熊野神社 アクセス】
管理人の感想
コンパクトですが参拝者を楽しくさせる工夫をされていて非常にすばらしいと思いました。情緒漂う神社で地元の人々に愛されていることがわかります。絵馬や御朱印など神社ならではの縁起物もたくさん用意されているので川越に遊びに来たらぜひ立ち寄ってみてください。今年は巳年と言うことで、厳島神社(白蛇神社)へのお参りが多いようです。