【万世橋駅跡 概要】
万世橋駅跡は、御茶ノ水と秋葉原の間に位置するこの地で1912年に開業した中央線の駅でしたが、関東大震災による損傷や秋葉原の開駅に伴う旅客減少等により、1943年には廃止された駅です。大震災で瓦解するまでの初代駅舎は東京駅丸の内駅舎と同じく辰野金吾氏による設計。現在は2013年(平成25)に交通博物館移転によりマーチェキュートとして再開発されました。
【万世橋駅跡 ホーム】

マーチエキュートの裏手から旧駅に入れます。無料で入場可能です。

階段を登ると、かつての中央線のホームが見えてきます。上部の構造物は残っていませんが、階段やホームの跡が良く残されています。赤煉瓦造りで、待合室のほか、食堂やバー、会議室、貨物エレベーターなどを備えていたようです。

2階にはテラスやベンチ・奥にはカフェがあります。すぐ横を電車が通ります。

工事中に発見された、万世橋駅時代のホーム上屋の基礎の一部が保存展示されていました。個人的には線路の一部かと思っていましたが違いました・・・
【万世橋駅跡 1F】

1階エリアは、20世紀初頭に作られた清楚なデザインのアーチ型支柱で仕切られており、アートギャラリーとカフェが入っています。
【万世橋駅跡 近くにある観光スポット(徒歩30分圏内)】
秋葉原、柳森神社、花房稲荷神社、湯島聖堂、神田神社、明治大学博物館
【万世橋駅跡 アクセス】
管理人の感想
近くで電車が見れる為か、小さなお子さんに人気があるようです。秋葉原の休憩所として利用しても良いかもしれません。夜になると川沿いのデッキをはじめ、万世橋高架橋全体がライトアップされるので、デートにも良いかと思いました。
敷地/施設規模
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自然の豊かさ
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アクセスのしやすさ
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観光客の多さ
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