【五方山 熊野神社 概要】
五方山 熊野神社(ごほうざん くまのじんじゃ)の創建は999年頃。社伝や「新編武蔵風土記稿」では長保年間(999年 – 1003年)に、陰陽師の安倍晴明によってこの地に熊野大神(熊野権現)が勧請されたのが始まりとされています。近隣にある五方山南蔵院立石寺の山号も五方山であり、神仏分離により元々はひとつだったと思われます。
御祭神は、主祭神の伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)、相殿神の速玉男大神(はやたまおのおおかみ)、事解雄大神(ことさかおのおおかみ)を祀っております。
【五方山 熊野神社 安倍晴明との関係】
安倍晴明ゆかりの神社は全国に点在しますが、特に有名なのは、晴明の屋敷跡に鎮座する京都市の晴明神社と、晴明が熊野大神を勧請したとされる、この五方山 熊野神社です。葛飾区内を流れる中川蛇行部(中川七曲)の右岸に位置しており、一辺が約三十間の正五角形をなしていたとされ、かつては川の氾濫が多かったそうです。その為、安倍晴明公は陰陽五行説に基づいて、結界を張って守ったと言われています。

現在もその痕跡を残しており、この社地の形状が五行をかたどっているとされています。関東では唯一の安倍晴明公ゆかりの神社となっています。※上記写真は熊野学園HPから
【五方山 熊野神社 神門】

神門は創建1000年を記念して、2007年(平成19年)に建てられたそうです。
【五方山 熊野神社 社殿】
拝殿は1921年()大正10年に造営され、1961年(昭和36年)に改築されています。

社殿を挟んで両脇にたつクスノキは「夫婦楠」とされ、稲荷社横の楠の根元は祠状になっていました。樹齢300年以上らしく、現在は葛飾区の天然記念物に登録されています。
【五方山 熊野神社 末社】

その他に境内には水神社、天満宮、浅間神社、稲荷神社があります。
【五方山 熊野神社 五重塔】
驚くことにこちらの境内には五重塔があり、銅造のものでは日本一の高さがある五重塔だそうです。

調べてみると江戸時代の1700年頃に三井家が鋳造されたものといわれており、明治時代には京都に移されていたそうです。この五重塔は祖霊舎としての意味をもち、陰陽祖霊信徒講の皆さんの祖霊の御霊が祀られているそうです。
【五方山 熊野神社 ポニー園】

この神社には 幼稚園とポニー園が併設されており、自然に触れる教育をする為、飼われているそうです。地域の子どもを育てるという自負と責任を持っているところで、一般的な幼稚園と違って少し珍しいですね。

この白いポニー君は、ずっと目で追ってくるので気に入られたのかしら?
【五方山 熊野神社 御朱印】


【五方山 熊野神社 近くにある観光スポット】
柴又帝釈天、寅さん記念館
【五方山 熊野神社 アクセス】
管理人の感想
コンパクトな敷地に見どころ満載であり、幼稚園やポニー園が併設されているなど、地域密着な神社です。正直、古代東海道が通るとは言え、安倍晴明が都から遠く離れた葛飾立石まで来たのか・・・は証明できません。現在でも地域の方々に深く信仰されているのは、参拝者の数を見ればよく分かります。月替りのものや特別な御朱印なども見られ、御朱印を集めている方にはそちらもお詣りの楽しみになると思います。
【御朱印・絶景】日本の神社仏閣めぐり – JAPAN SHRINE GUIDE 

