照國神社【鹿児島県】

【照國神社 概要】

照國神社(てるくにじんじゃ)は、元治元年(1864年)創建。文久3年(1863年)、天皇から島津斉彬公に「照國大明神」の神号が授けられ、翌年の元治元年(1864年)、南泉院跡に社殿が建てられ、照國神社となりました。

御祭神は島津家28代当主・薩摩藩11代藩主である島津斉彬公を祀っております。

【島津斉彬公?】

島津斉彬公は、幕末に活躍した人物で、カメラ・電信・ガスの研究など日本の近代化のために尽力された方で鹿児島を代表する偉人の一人です。江戸時代は将軍と大名家の婚姻関係は家同士の格の違いから難しい時代でした。島津斉彬公は様々な困難がありながら徳川家と篤姫(島津本家の養女)の縁談を取り結んだ事で縁結びの神としても祀られているようです。また、人材や才能を開花させる方で、当時は下士階級の西郷隆盛を登用した人物としても有名です。

【照國神社 大鳥居】

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大きくて立派な鳥居ですが、車道になっているので歩いて潜れないのが残念です。

【照國神社 斉鶴(さいかく)】

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境内は広々して開放感あります。参道中央には樹齢200年近いイヌマキの木であり、剪定された葉っぱが鶴が羽を広げたような姿で特徴的ですね。

【照國神社 神門】

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神門は色彩を抑えつつ立派で大きな門でした。

【照國神社 社殿】

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神門を潜ると拝殿が見えてきます。

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調べてみると拝殿を含む社殿と宝物は西南戦争により焼失。その後、明治15年(1882年)に復興されたものの、昭和20年(1945年)に戦災で再び焼失していました。現在の社殿は昭和33年(1958年)に復興造営され、鉄筋コンクリート造りになっています。

【照國神社 島津斉彬の銅像】

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大正時代に「東洋のロダン」と呼ばれた朝倉文夫氏作成の島津斉彬銅像があります。

【照國神社 近くにある観光スポット】

城山公園展望台、鹿児島縣護國神社、猫神社

【照國神社 アクセス】

管理人の感想

鹿児島市で最も大きな神社であり鹿児島の中心的な神社で市民・県民に愛されている神社ですね。鹿児島に訪れたなら参拝はしておきたい神社仏閣のひとつだと思います。

敷地/施設規模
 (3.5)
自然の豊かさ
 (3)
アクセスのしやすさ
 (2.5)
観光客の多さ
 (3.5)


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