【末廣神社 概要】
末廣神社(すえひろじんじゃ)は、創建は不明ですが慶長元年(1596年)以前に稲荷祠として鎮座しており、徳川家康は駿河国から山本院實行なる人物を呼び寄せてこの神社に奉仕させたとされております。江戸で初めての遊郭である吉原(葭原)の氏神様として信仰されていたようです。
御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたま)、建御雷神(たけみかづち)、毘沙門天(びしゃもんてん)となっております。
【末廣神社 境内】
境内はコンパクトですが狛犬・手水舎や緑が絶妙なバランスで配置されており、ビル間とは思えない空間となっていました。
【末廣神社 境内 養母世稲荷】
参道の脇の御神木の足もとには小さな稲荷の鳥居があり、子供と女性の守り神「養母世稲荷」があります。江戸時代に実在した助産師さんが祀られているそうです。
【末廣神社 拝殿】
明暦の大火で全焼した吉原遊廓は浅草へ移転され、1675年に社殿を修復した際に縁起の良い末廣扇が出てきたことから末廣神社と呼ばれるようになったとのこと。木彫りの毘沙門天像が中央に配置されています。
【末廣神社 御朱印】
【末廣神社 近くにある観光スポット】
福徳神社、小網神社、水天宮、松嶋神社、茶ノ木神社、椙森神社、笠間稲荷神社東京別社、宝田恵比寿神社
【末廣神社 アクセス】
管理人の感想
とても小さい神社で観光地ではありませんが、雰囲気が良く情緒があります。江戸の面影を残す貴重な神社だと思いました。私は水天宮から帰りに偶然参拝し、この時にはじめて七福神がある事を知りました。改めて東京の七福神めぐりをしたいと考えております。
景観
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雰囲気
(3.5)
アクセス
(4.5)
私見
(3.5)