【平林寺 概要】
平林寺(へいりんじ)は正式名称:金鳳山平林寺(きんぽうざんへいりんじ)。永和元年(1375)、今からおよそ650年ほど前の南北朝時代、武蔵国(むさしのくに)埼玉郡、現在のさいたま市岩槻区に創建されました。寛文3年(1663)に岩槻より現在の新座市野火止に移転されました。拝観料は大人500円、小人200円です。
【平林寺 門・仏殿】
総門、山門、仏殿が一直線に並ぶ典型的な禅宗様式です。
いづれも江戸時代に建築された由緒ある建物で埼玉県有形文化財に指定されています。
平林寺の銘々由来は、寺の伽藍が平坦な林野に見え隠れする様子から「平林寺」とされたそうです。本山は京都花園の妙心寺となります。
【平林寺 半僧坊感応殿】
半僧坊感応殿には、奥山半僧坊より分祀した半蔵坊大権現が祀られています。半僧坊(はんそうぼう)とは、天狗の姿に似た山の守り神です。
【平林寺 放生池と弁天堂】
放生池の中島に弁天様が祀られています。
池には錦鯉が放されていて、反射する紅葉とのコントラストがとても綺麗でした。
【平林寺 境内】
平林寺境内の広さは13万坪もあるそうです。緑美しい武蔵野の森を今に残す広大な林は国の天然記念物に指定されています。
敷地内は色とりどりのもみじが、とても華やかな気分にさせてくれます。紅葉のコントラストがとても綺麗でした。注意点としては、境内が天然記念物に指定されていますので、飲食はもちろん、生き物を持ち帰ったり、木々を伐採したりするのは禁止されています。
【平林寺 近くにある観光スポット】
東京大仏
【平林寺 アクセス】
管理人の感想
関東で京都感じれる場所の一つだと思います。国指定の天然記念物なだけあって良く整頓された見事な林とお庭でした。秋の紅葉は有名で上皇様ご夫婦も来られたそうです。ただ、紅葉の名所としては知名度が低いと思われます。穴場ですね!
〒352-0011 埼玉県新座市野火止3丁目1−1
※駐車場はありません。平林寺門前のひるねの森駐車場を利用すると便利です。