【成田山川越別院 概要】
成田山川越別院(なりたさん かわごえべついん ほんぎょういん)は1853年(嘉永6年)創建。目の病を不動明王に祈願して全治した千葉に住む石川照温氏が、廃寺になっていた久保町本行院を復興し、成田山から賜った不動明王の分霊を安置し成田山川越別院として創建したものです。つまり成田山新勝寺の別院で真言密教の寺院となります。現在は川越不動という通称で親しまれており毎月28日に蚤の市(骨董市)が開かれ人気のようです。

なお、成田山新勝寺には、全国に71か所の別院・分院・末寺・末教会・成田山教会があり、成田山から派遣された僧侶が法務を担当しています。

ご本尊は不動明王を祀っております。
【成田山川越別院 境内】

花手水は質素ながら綺麗に飾っていますね。
【成田山川越別院 本堂】

現在の本堂は1933年(昭和8年)に再建された物です。
【成田山川越別院 大師堂】

大きな金剛杵(こんごうしょ)のオブジェがありました。
金剛杵は空海が当時の唐で学んだ密教の教えを象徴する仏具であり、魔や災いを打ち砕き、煩悩を破り、厄除けや幸運を招くなどの効果があるとされています。

大師堂横には弘法大師(空海)の像がありました。
【成田山川越別院 亀の池】

この日は少し寒かったので、亀が日当たりが良い所で日向ぼっこしていました。
【成田山川越別院 近くにある観光スポット】
喜多院、仙波東照宮、川越熊野神社
【成田山川越別院 アクセス】
管理人の感想
すぐ近くの喜多院に比べて観光客も少なめで静かな雰囲気の中、落ち着いてお参りできました。 この日は偶然ながら本山から偉い僧侶さんが御祈祷で派遣されており拝見する事ができました。御朱印や御守等の授与所の対応もとても親切で親しみやすかったです。本山の成田山新勝寺には過去に何度か参拝していますが、改めて参拝したいと思います。
敷地/施設規模
(3)
自然の豊かさ
(0.5)
アクセスのしやすさ
(2.5)
観光客の多さ
(3.5)
〒350-0055 埼玉県川越市久保町9−2
※無料駐車場あります。