【中津渓谷 概要】
中津渓谷(なかつけいこく)は、遊歩道が整備されるまでは、地元の人達だけに知られた名所だったそうです。現在は県立の自然公園ですが、園内には七福神の石像や社があり四国の水辺八十八ヶ所にも選ばれています。渓谷には約2キロ程度の遊歩道が整備され、鳥の声、四季折々、訪れる日、時間帯の気温や天候によって、その時々一瞬しか体感できない渓谷美を楽しむ事ができる場所です。
ここは高知から愛知へ向かう際に非常に強い豪雨と視界不良で危険を感じた為、雨が弱まるまで駐車した場所の近くでした。駐車後しばらくして雨が止みましたので、当初予定にはありませんでしたが、周囲を調べ立ち寄ってみました。上記写真は雨雲が引いていく瞬間が印象的でしたので撮影してみました。
【中津渓谷 遊歩道】
中津渓谷県立公園は全長1.6km~2km前後の遊歩道が整備されているようです。
渓谷の散策は往復約1時間ほどでした。整備はされていますが履物はしっかりした物が良いと思います。
せり出した岩の下をくぐったりと自然が体感できます。
【中津渓谷 竜神七福神と瀧王神社】
道なりに七福神の像が置かれていて、探しながら歩くのも楽しみの一つだと思います。
渓谷の中間あたりに鳥居が見えてきます。小さい祠で弁財天だったと思います。
その他、思い思いの姿で鎮座した毘沙門天、恵比寿天、弁財天、大黒天、福禄寿、寿老人、布袋和尚を見つけながら先に進みます。
【中津渓谷 展望台】
展望台まで急な上り階段が厳しくお年寄りや子供では難しいと感じました。紅葉の時期は綺麗かもしれません。
【中津渓谷 雨竜の滝】
中津渓谷のシンボルともいえる雨竜の滝は迫力がありました。あまりの神聖な雰囲気に少し近づくのが怖いくらいでした。
高知県と愛媛県を流れる一級河川で、愛媛県内では面河川(おもごがわ)と呼ばれているそうです。雨上がりで濁っていてもこの透明度。川の綺麗さや倒木も幻想的に見えてしまいました。
【中津渓谷 アクセス】
管理人の感想
当初予定にありませんでしたが、予想以上に大満足の場所でした。雨上がりも良かったですが、春夏秋冬の季節によって素晴らしい風景を見せてくれそうです。今度は紅葉の中津渓谷を見てみたいと思います。 その時には近くの温泉にもお邪魔したいですね。私が車に乗り込んでしばらくして再度大雨になりましたので、晴れ男の気分でした。