【大山祇神社 概要】
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、創建は1400年前、現在の場所に移って1300年前と伝わっており、『日本総鎮守』と言われています。本社・上津社・下津社の三社を合わせて三島大明神、大三島さんと親しまれ信仰されてきました。
御祭神の大山積神は和多志大神(わたしのおおかみ)とも言われ、山の神であると同時に大海原の神、航海の神とされ地神、海神兼備の霊神、天照大神の兄神に当らせられます。また日本民族の総氏神として古来より御社号を日本総鎮守とされています。
【大山祇神社 境内】
境内中央には樹齢2600年余りの大楠、御神木平手命御手植の楠(おちのみことおてうえのくす)は、国の天然記念物にも指定されており、息を止めたまま楠の周りを3周回ることが出来たら願いが叶うと言われています。
階段を上った先には室町初期に再建されたという 国指定重要文化財の拝殿があります。
拝殿は立派な作り。しかしこちらの神社の目玉は紫陽殿にあります。
紫陽殿は43番。ここには戦国時代や太平洋戦争などの戦禍を免れた奉納品がそのまま遺っています。古くは大和朝廷の頃から最近までの奉納品が現存しています。 特に歴代の武士たちが奉納した武具の数々は日本の文化発展の過程を色濃く伝え、その数はいち神社で所有できる数とは思えませんでした。宝物殿の拝観料1000円となります。
【大山祇神社 雨乞の楠】
境内には「能因法師 雨乞の楠」があります。日本最古の楠でなんと樹齢3000年を超えているそうです。
【大山祇神社 近くにある観光スポット】
耕三寺,未来心の丘,今治城
【大山祇神社 アクセス】
管理人の感想
しまなみ海道全島周回サイクリングで立ち寄る方も多かったようです。場所的に車でしか来れないですが、神社の周囲には飲食店や土産店もあり、宝物館や海事博物館をめぐりながら散策すると楽しいと思います。
〒794-1393 愛媛県今治市大三島町宮浦3327
※無料駐車場あり
無料駐車場は台数が少ない為、公設無料駐車場かお土産屋さん(物品購入前提)で駐車した方が無難だと思います。