東寺と八島社殿【京都府】

【概要】

真言宗の総本山とも言うべき東寺。真言宗は、空海によって9世紀初頭に開かれた大乗仏教の宗派で日本仏教のひとつ。正式名称は教王護国寺であり世界文化遺産古都京都の文化財の1つです。平安京遷都から都を護るために建てられた創建から1,200年を超えの歴史ある寺院です。西寺は衰退して現在は跡地しかありませんが東寺はのちに嵯峨天皇から弘法大師に託され日本初の真言密教の寺院として現在に至ります。日本で最も高い五重塔と毎月開催される蚤の市や樹齢130年超の不二桜が有名です。

【境内】

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門を潜り中に入るととにかく境内が広いです。一般的な本堂にあたる御影堂には弘法大師や不動明王が祀られています。境内には他にも御堂や神社などがあります。

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五重塔や金堂など歴史的建造物が多数あり、見どころは多数に渡ります。空海が密教を伝え広めるために建立された建物である講堂にある密教の教えを視覚的に表した「立体曼荼羅(りったいまんだら)」は必見ですね。写真撮影は禁止されていますのでご注意ください。

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五重塔が有名なので、そちらに注目されますが、境内には東寺の原点である八島神社があります。東寺を作る以前から鎮座する地主神、大己貴神(おおなむちのかみ)=大国主命 (おおくにぬしのみこと)を祭神としています。大国主命は日本最古の歴史書「古事記(こじき)」・日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)」によると須佐之男命(すさのおのみこと)の六世の孫で、日本国を創った神とされています。また出雲国造(いずものくにのみやつこ)の祖神、出雲大社(いずもたいしゃ)の祭神ともされています。

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仏教寺院の中に神社があるのは珍しくありませんが、古くからの信仰を駆逐することなく大切に守っている伝統は本当に素晴らしいものがあります。

【景観】

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元々は西暦826年に創建されましたが落雷など4度の火災に見舞われ現在の五重塔は5代目で1644年徳川家光の寄進により再建されたものです。秋は紅葉と共に美しくライトアップされ昼間とはひと味違った美しさ荘厳さを味会うことができますので、ぜひ日中と夜間と2回堪能頂きたいと思っています。

【近くにある観光スポット】

【アクセス】

管理人の感想

京都のランドマークと言えば五重塔。現存する木造としては日本で最も高い建造物としても知られています。景観も含めて、四季折々で楽しめますね。次は桜の季節にいきたいです。

景観
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雰囲気
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アクセス
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私見
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東寺

〒601-8473 京都府京都市南区九条町1

※有料駐車場あり

「東寺駅」より徒歩10分です。

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