【高円寺氷川神社 概要】
高円寺氷川神社(こうえんじひかわじんじゃ)は、諸説あるものの創建1189年(文治5年)とされ、鎌倉幕府初代征夷大将軍 源頼朝(みなもと の よりとも)が奥州征伐の際に立ち寄り、武将の安達藤九郎盛長に命じて社殿を建立させたのが始まりとされています。
御祭神は氷川神社ですので、素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀っております。
【高円寺氷川神社 天気予報の看板】

気象神社が有名となった為か鳥居の脇には天気予報を表示するLED看板がありました。本日の天候が表示されていました。この日は快晴予報!
【高円寺氷川神社 手水舎】

花手水が非常に綺麗でした。これは近くのお花屋さん「shizuku(しずく)」さんが実施してくれているようです。
【高円寺氷川神社 本殿】

参道は短く鳥居を潜ると直ぐに本殿があります。両側にある狛犬が個性的です。

この一帯は昭和20年5月25日戦災(東京大空襲)により焼失しており、現在の本殿は1971年(昭和46年)再建。鋼鉄製で築50年以上経過していますが新しく見えます。
【気象神社 概要】
気象神社(きしょうじんじゃ)は、創建1943年(昭和18年)。当時は、高円寺北4丁目にあった陸軍気象部内にあり、陸軍気象部長の諌式鹿夫が気象部第二課の渡会正彦に気象神社建立を命じ造営されました。空襲で焼失後、1948年(昭和23年)に現在の氷川神社の本殿西側に遷座されました。現在の社殿は2003年(平成15年)に老朽化の為、再建されたものです。
御祭神は八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)を祀っております。

日本で唯一の気象(天気)の神様として気象予報士を目指す受験生などが合格祈願や快晴祈願などで参拝されるそうです。

この気象神社の絵馬が「天気の子」に出ていた為、聖地となっています。また参拝していた神社は朝日稲荷神社がモデルと思われています。
【気象神社 ミケさん像】

猫好きの宮司さんが面倒を見てきたそうですが、一度も触らせてはくれなかったそうです。だが不思議と気象神社で晴天祈願をする際は、近くでうずくまって過ごしていたそうです。地域の方々に愛された神社猫だったようです。
【高円寺氷川神社と気象神社 御朱印】

御朱印は氷川神社と気象神社が合わせてあり、2体で見開きのイラストが入っていました。(時期により異なる)
【高円寺氷川神社と気象神社 近くにある観光スポット】
阿佐ヶ谷神明宮、馬橋稲荷神社、気象神社、高円寺
【高円寺氷川神社と気象神社 アクセス】
管理人の感想
高円寺駅から近く参拝しやすい。都会の喧騒の中にありつつつも境内は落ち着いた雰囲気が漂っていました。近所のお花屋さんが季節に応じて花手水を作られているそうで、地域の方々に愛される神社ですね。この日は雨の予報はありませんでしたが、気象神社に参拝後、雨が降ってきました・・・LED看板にも快晴って記載されていたのに・・・雨男や雨女が参拝すると雨が降るかもしれません。