朝日稲荷神社【東京都】

【朝日稲荷神社の概要と歴史】

東京都中央区銀座3丁目に鎮座する朝日稲荷神社。古くから当地に祀られていたと伝えられ、安政大地震で社殿が全壊した後、大正時代に海中より神体が引き上げられ再び祀られた歴史を持ちます。現在の社殿は「大和大陸ビル」と一体化しており、1階路地に面して設置された拝殿(パイプで屋上本殿と結ばれ声や気が通る構造)と、エレベーターでアクセスするビル屋上の本殿に分かれている全国的にも珍しい構造で知られています。商業の街・銀座の守護神として商売繁昌・家内安全のご利益で親しまれています。

【歴史と由来】江戸時代から銀座の繁栄と平穏を見守りビル屋上に鎮座する稲荷社

朝日稲荷神社(あさひいなりじんじゃ)は、東京都中央区銀座に鎮座する神社です。正確な創建年は不詳ですが、江戸時代以前の古来より現在の銀座の地に鎮座し、地域の守護神として深く崇敬されてきました。

江戸時代末期の西暦1855年(安政2年)に発生した安政江戸地震によって社殿が倒壊し、ご神体が一時地中に埋没する災禍に見舞われましたが、その後無事掘り出されて奉斎されました。大正時代の西暦1923年(大正12年)の関東大震災や、太平洋戦争の戦災など度重なる困難を乗り越えたのち、昭和58年(西暦1983年)に大和ビル(現・大和プレスビル)の建替えに伴い、ビルと一体化した現在の斬新な社殿構造へと再建されました。

創建年の推測

かつて銀座に流れていた「三十間堀(さんじゅっけんぼり)」という堀の近くに祀られていましたが、この三十間堀が作られたのは慶長17年(1612年)です。神社がこの堀のほとりに鎮座し、後に堀に水没したという経緯を考えると、少なくとも堀が完成した17世紀以降、さらに堀周辺の町並みが発展した1700年代(元禄~享保年間以降)に創建されたと推測できます。

拝殿がビル1階に、本殿が屋上に設けられ、パイプを通じて地上の拝殿から屋上の本殿へお参りするパイプ電話(通話機能)を備えた非常に珍しい造りとなっています。近年では新海誠監督のアニメ映画『天気の子』に登場する屋上神社のイメージモデルの一つとしても大きな注目を集めています。

【ご祭神とご利益】宇迦之御魂神が授ける商売繁盛・家内安全・開運のご神徳

ご祭神は大日靈貴神(おおひるめのむちのかみ)=天照大御神、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)を祀っております。

  • 商売繁盛・事業繁栄:銀座の街の発展を見守ってきた稲荷大神の御神徳により、商業の成功、千客万来、ビジネスの隆盛をもたらす絶大なご利益があります。
  • 家内安全・災難除け:大地震や戦災などの災禍を乗り越えてご神体が残され、再建されてきた強い生命力から、災難を払い家庭の平穏を守る守護のご利益があるとされています。
  • 開運招福・諸願成就:太陽を司る最高神・大日靈貴神の光輝くお力により、運気を開きお願い事を成就へ導くご利益で知られています。

【朝日稲荷神社の見どころ&参拝ルート】

【1階拝殿】銀座の街角に面しパイプを通じて屋上本殿へと届く1階拝殿

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1階にあるのが拝殿で屋上が本殿になります。1階のパイプを通して屋上に届けるように参拝するという全国的にも珍しい特徴を持っています。※拝殿から左側の道に入ると大広朝日ビル入口があります。

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入口には大広朝日ビルとあるので、こちらを見つけましょう。ここからエレベーターで8階まで上り外階段で屋上へ。8階にエレベーターが停止しない日は参拝不可との事です。参拝時間は10:00~18:00 (日曜日・祭日がお休みの可能性あり)

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エレベーターで8階に上がり、そこから外の階段を上がった屋上に神社があります。雑居ビル感がすごい・・・

【屋上本殿】階段で昇った先に広がる空に包まれた屋上の本殿

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階段を登りきると直ぐに見えてきます。ビルに囲まれた神社は不思議な光景ですね。

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小さいながらも鳥居や手水はしっかりあります。

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神社に来た感じはしないですが銀座の屋上にある鳥居と景色は珍しい。狭いですが青空の下、とても気持ちの良い空間でした。

【朝日稲荷神社の現地参拝レポート&評価】

朝日稲荷神社 現地レビュー・評価スコア

評価項目 スコア 特徴・ワンポイント
アクセス (5.0) 地下鉄「銀座駅」より徒歩約2分。銀座三越や松屋銀座からも近く、買い物・散策のついでに参拝しやすい超至近立地
静けさ (3.0) 銀座の中心街(松屋通り沿い)に位置するため賑やかな環境。ビル屋上の本殿へ上がると都会の空気を心地よく感じる
歴史・由緒 (3.0) 江戸時代からの信仰を今に受け継ぎ、安政の大地震や関震災を経てビル一体型の現代的社殿として再建された由緒
規模 (1.5) 1階に拝殿、エレベーターで昇るビル屋上に本殿が設置された、銀座ならではのコンパクトな建築様式
自然・景観 (1.0) 境内緑地はないが、屋上本殿からは銀座のビル群を見渡せる都市型神社独特のユニークな景観が広がる
御朱印種類 (1.0) 社務所は通常無人のため授与対応は基本的に行われておらず、参拝メインでの訪問が推奨される

現地レポ|実際に訪れた感想

銀座や近くに歌舞伎座もあるので、観光ついでに参拝してみてはいかがでしょうか。都会のビルの屋上に建つ鳥居は、正に映画の世界を疑似体験できる良いスポットだなと思いました。会社・お店が入居しているビルなのでマナーを守って参拝しましょう。

【あわせて巡りたい周辺観光スポット】

銀座、歌舞伎座、烏森神社、皇居外苑、浜離宮恩賜庭園

【基本情報・アクセス】


【電車・車でのアクセスと駐車場】

※駐車場はありません。

JR線「有楽町」駅から徒歩10分程度

地下鉄「東銀座」駅から徒歩3分程度

【住所・公式ホームページ】

〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目8−12 大広朝日ビル

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