【江島神社の概要と歴史】
神奈川県藤沢市江の島に鎮座する江島神社。欽明天皇の勅命により岩屋(御岩屋)に神様をお祀りしたのが始まりと伝えられます。安芸の宮島、近江の竹生島と並ぶ「日本三大弁財天」のひとつとして広く知られています。古くは源頼朝の勝運祈願や北条氏の家紋(三つ鱗)発祥の地としても名高く、金運・芸能上達・恋愛成就の強力なパワースポットとして絶大な人気を集めています。
【歴史と由来】奉納された弁財天信仰を伝え江の島全体を神域とする古社
江島神社(えのしまじんじゃ)は、神奈川県藤沢市江の島に鎮座する古社です。社伝によると古墳時代末期(または飛鳥時代)の西暦552年(欽明天皇13年)、天皇の勅命によって江の島南部の洞窟(岩屋)に神様を奉安したのが創建の始まりとされています。
島全体が古くから聖域とされ、弘仁5年(西暦814年)に空海(弘法大師)が岩屋本宮を、仁寿3年(西暦853年)に慈覚大師が上之宮(現・中津宮)を創建しました。さらに建永元年(西暦1206年)には鎌倉幕府の第3代将軍・源実朝の命により下之宮(現・辺津宮)が建立され、島内の三社(奥津宮・中津宮・辺津宮)の姿が整いました。
元々は神仏習合の信仰のもと「江島弁財天」として安芸の厳島神社・近江の竹生島神社とともに「日本三大弁財天」の一つに数えられ、江戸時代には「江の島詣」として大衆の参詣で大いに賑わいました。明治の神仏分離により社号を「江島神社」と改め、日本を代表する弁天信仰・海の神の霊場として今も全国から多くの参拝客が集まります。
【ご祭神とご利益】宗像三女神が授ける金運上昇・芸能上達・交通安全のご神徳
ご祭神は、宗像三女神を祀っております。奥津宮:多紀理姫命(たぎりひめのみこと) ※長女、中津宮:市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと) ※次女、辺津宮:多岐津姫命(たぎつひめのみこと)※三女
- 芸道上達・美と才能の向上:弁財天信仰(市寸島比賣命)の象徴である琵琶を抱く姿から、芸能・音楽・芸術の上達や美容・魅力を高めるご利益で広く親しまれています。
- 金運向上・商売繁盛・財運招福:「日本三大弁財天」の強い御神徳や、境内の銭洗白龍王(洗車・銭洗い)の由緒にあやかり、事業の繁栄や財運を引き寄せるご利益があります。
- 良縁成就・交通安全(航海安全):江の島を護る海の守護神としての御神徳と、「天女と五頭龍」の伝承にちなみ、悪縁を断ち良縁を結ぶご利益があるとされています。
【江島神社の見どころ&参拝ルート】
【江の島弁天橋と青銅鳥居】島へと渡る潮風の橋と門前街の入口に立つ歴史ある鳥居

江の島大橋は1964年の東京オリンピックの競技会場になる湘南港建設のための工事用道路として1962年に完成しました。藤沢市の本土と江の島とを結ぶ自動車用(車、自転車用)の橋で、江ノ島への入り口です。全長786メートルで、橋脚がコンクリート製の橋です。 西側には人道橋(歩道の橋)の「江の島弁天橋」が並行して架けられています。特に夕焼けの時間帯は(特に西側の)景色を遮るものが全くない為、絶好の夕日のスポットとしてカップルに人気のようです。

江の島の入口にある鳥居。1747年に創建され、1821年に多くの寄進者によって現在の青銅のものが再建されました。青銅の鳥居を抜け仲見世を通ると見えてくるのが大鳥居。1936年に寄進されました。朱の鳥居の正面、石段を上ったところにある龍宮城を模した楼門の瑞心門があります。清らかな心で門をくぐってもらう意で、竜宮城を模して作られているそうです。
【辺津宮】田寸津比賣命を祀り境内巡りの起点となる最初の社殿

辺津宮では、多岐津姫命(たぎつひめのみこと)をお祀りしている。高低差のある江の島では、一番下に位置していることから、明治時代までは「下之宮」と呼ばれていました。
【中津宮】市寸島比賣命を祀り鮮やかな朱塗りが美しい中央の社殿

三姉妹の中で最も美しいといわれる、市寸島比賣命が祀られているため、芸能向上、金運上昇、美のご利益があるとされています。社殿は 朱色がとても鮮やかで、彩色された龍・松・亀等が彫られています。全てが美しい社殿です。
【奥津宮と龍宮】多紀理比賣命を祀り岩屋の上の静寂に佇む本殿と龍神の祠

多紀理比賣命は、三姉妹の一番上の姉神で、安らかに海を守る神様といわれています。龍神伝説発祥の地の岩屋に一番近い奥津宮は、昔は御旅所と称され、岩屋本宮に海水が入る4月から10月までの期間は、岩屋本宮のご本尊が遷座していたそうです。拝殿の向こうにある本殿の造営は平安時代とされ、焼失のため江戸後期に再建され平成中期に改修されています。
【稚児ヶ淵と江の島大師】相模湾と富士山を望む絶景の崖と不動明王を祀る寺院

江ノ島の反対側にある海岸です。 稚児ヶ淵は、隆起現象によってできた海食台地で、屏風のような断崖の真下に位置しています。打ち寄せては砕ける波や、富士山を望む夕日の美しさで知られ、「かながわの景勝50選」にも選ばれています。独特な岩でできており潮溜まりもあります。 海に落ちると流されるのでくれぐれも注意を。

江の島大師は昭和三十九年(1964年)に廃業した旅館の「江の島館」跡地に鹿児島にある鳥帽子山最福寺の関東別院として事実上新設され平成五年(1993年)に創建されました。江の島大師入口には二体の赤い金剛力士像(仁王像)が安置されています、本堂は近代的な建物になっていますが屋根の中央から延びる相輪が寺院であることを示しています。本尊は不動明王となります。辺津宮から奥津宮の途中にありますが、もともと江島大明神であった岩本院とは無関係です。
【江島神社 御朱印と御朱印帳】


江ノ島神社の御朱印帳は杉の木で出来ており、香りが良くてお気に入りです。「江の島」の焼き印が入っています。
【江島神社の現地参拝レポート&評価】
江島神社 現地レビュー・評価スコア
| 評価項目 | スコア | 特徴・ワンポイント |
|---|---|---|
| 歴史・由緒 | (5.0) | 欽明天皇13年(552年)創始。安芸の宮島・近江の竹生島と並ぶ「日本三大弁財天」として天下の信仰を集める名社 |
| 規模 | (5.0) | 辺津宮・中津宮・奥津宮の三社、奉安殿、稚児ヶ淵、岩屋まで島全体が一大聖地となっている圧倒的な規模 |
| アクセス | (5.0) | 片瀬江ノ島駅・江ノ島駅・湘南江の島駅から弁天橋を渡ってアクセス容易。エスカー(有料エスカレーター)も完備 |
| 自然・景観 | (4.0) | 相模湾の海原と豊かな緑が広がり、高台からの相模湾や富士山の遠望、崖下の波の絶景が堪能できる |
| 御朱印種類 | (4.0) | 三社の各御朱印や弁財天の御朱印、限定御朱印、龍神や女神をデザインした豪華な御朱印帳が用意されている |
| 静けさ | (1.0) | 首都圏有数の観光地のため、年間を通して国内外からの観光客や参拝者で賑わい非常に賑やか |
現地レポ|実際に訪れた感想
江島は日本のニュース番組の天気予報でおなじみな場所。それだけ知名度があり観光客が年中多く訪れます。江島神社へ続く仲見世通りは昔から変わらないお店や新しいお店なども増え海鮮系のお店やタコせんべいのお店には行列もできてます。夏は海・デートや観光で大人気であり男一人での参拝は少し寂しいと感じてしまいますが、歴史もあり見所は多く何度も参拝したくなる場所ですね。
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