【白山神社 概要】
白山神社(はくさんじんじゃ)の創建は天暦2年(948年)。現在の石川県南部に位置する加賀国(かがのくに)の白山比咩神社から勧請を受け創建されたそうです。明治時代に准勅祭社に指定され、1975年に東京十社に指定されています。紫陽花が有名な神社で毎年6月にはあじさいまつりが開催されます。
御祭神は 菊理姫命(くくりひめのみこと)、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冊命(いざなみのみこと)となっております。菊理姫命は日本三大霊山である白山の女神で、白山比咩(しらやまひめ)とも呼ばれます。日本書紀に登場し伊弉諾命と伊弉冊命が黄泉の別れに臨もうとしたときに、その仲裁を果たした役割から、男女の仲を取り持つ縁結びの神や事業の商談成立の神といわれています。
【白山神社 境内】
東京をはじめ各地にある白山神社の一社ですが、こちらの神社は白山という地名や地下鉄の駅名の元になっており、古くからこの地に親しまれている事がわかります。現在は周囲を住宅地や商業地に囲まれています。
手水舎は雰囲気があって立派です。
狛犬の目が金色で珍しいですね。
小石川植物園本館方面側の階段にも紫陽花が綺麗でした。
【白山神社 境内 浅間神社】
本殿裏に白山神社の摂末社として浅間神社があります。周囲よりも高い小山になっており、周辺の住人のプライバシーへの配慮から普段は立ち入ることができません。あじさい祭りの期間中に開放されます。開放時間が10時のため今回は見られませんでしたので次回。
【白山神社 御朱印】
御朱印は書き置き300円。社務所が開くのは10時~とちょっと遅めの為、注意が必要です。
【白山神社 近くにある観光スポット】
小石川植物園、南谷寺、根津神社
根津神社と乙女稲荷神社【東京都】【白山神社 アクセス】
管理人の感想
大きくはないですが紫陽花が有名な神社です。境内のあちこちに咲く紫陽花は見応えがありましたが、観光で行くには少し物足りないと感じるかもしれません。ただ、四季折々にいろんな花が咲くので、付近に立ち寄った際は参拝してみてはいかがでしょうか。あじさい祭りの土日になると凄い人で大賑わいの為、9時前には到着した方が良いと思います。ただ、社務所(御朱印)は10時からなので近くの小石川植物園など合わせて観光するとよい良いと思います。