【神瀬石灰洞窟と岩戸熊野座神社 概要】
国名勝(日本国指定名勝地)のひとつである「神瀬の石灰洞窟」と「岩戸熊野座神社」。熊野座神社は室町時代には、洞窟の中に厳竜寺という寺院があり、すでに霊場となっていました。廃寺となった後、1578年に社殿が造営されたのが、岩戸熊野座神社です。江戸時代にも名勝地として画が描かれており、古来より馴染み深い名勝地として知られていることが伺える神社です。熊野座神社には伊邪美命、速玉男之命、事解男之命が祀られており、安産・多産・良縁の神様としても知られています。
現在、7.4熊本豪雨災害で被害を受け、土砂崩れにより神社へ続く歩道が崩壊しているため行くことは出来ません。危険なので行かれる事はオススメしません。
【神瀬石灰洞窟と岩戸熊野座神社 境内】
私は登山用の靴などを履いて自己責任で崩れた崖を登りました。坂を少し上ると突然、飲み込まれてしまいそうな大きな口が現れます。非常に大きな洞窟の入り口で、その中に熊野座神社が鎮座しています。入り口は苔むしており、洞窟の中だけ異世界のような空気が流れています。洞窟内の鍾乳洞窟は天然記念物だそうです。
本殿奥洞窟には池があり、そこに願掛け石(投げ石)を投げ入れ、音がすれば願いが叶うとの祈願所があります。
【神瀬石灰洞窟と岩戸熊野座神社 景観】
近くに熊本水百選の長命水もあり、とてもきれいな山川が流れ震災前は綺麗な場所だったと感じさせます。ぜひ復興してほしいです。
【神瀬石灰洞窟と岩戸熊野座神社 アクセス】
管理人の感想
自己責任で参拝可能ですが、軽装備で一人参拝は事故が起きた場合助けが来ませんので、やめた方がいいです。崩壊具合から復興には相応の時間が掛かりそうです。
景観
(4)
雰囲気
(3)
アクセス
(1)
私見
(3.5)
〒869-6204 熊本県球磨郡球磨村
※無料駐車場あり