【宮崎神宮 概要】
宮崎神宮(みやざきじんぐう)は、創建年は不明ですが、歴史は非常に古く神武天皇の孫である健磐龍命(たけいわたつのみこと)が九州の鎮守となった際に、神武天皇の遺徳を称えるために鎮祭したのが始まりとされています。文面通りであれば紀元前100年前後と思われます。宮崎県内では、瓊瓊杵尊の御陵と伝えられる前方後円墳など多数の古墳があり、宮崎神宮内にも、全貌が明らかになっていない船塚古墳があります。

御祭神は神日本磐余彦尊(かむやまといわれびこ の みこと)=神武天皇を祀っております。神武天皇の両親である、鵜鷀草葺不合尊と玉依姫命も一緒に祀られています。
【宮崎神宮 参道】
参道はよく手入れがされていて、綺麗に保たれています。

二の鳥居から三の鳥居、神門へと真っ直ぐに参道が続いており、個人的には参道の雰囲気は明治神宮などに似ている思いました。


雰囲気は似ていますが宮崎神宮は、明治神宮とは違い本殿まで一直線に延びる参道が特徴です。敷地が広く鳥居から境内まで厳かで神聖な雰囲気があります。
【宮崎神宮 本殿】

現在の社殿は明治40年に建て替えられた物です。本殿は朱色ではなく派手さはありませんが、伊勢神宮の神明造のように立派で威厳があります。本殿を始め11棟の建造物が国の登録有形文化財に登録されております。

【宮崎縣護國神社 概要】
宮崎縣護國神社(みやざきけんごこくじんじゃ)は、昭和30年創建。宮崎県の指定護国神社になります。御祭神は国家公共に尽くした人の神霊41,820柱と公務殉職者の御霊54柱を祀っています。宮崎県も、これほど多くの戦争犠牲者(戦死者)がいたのだと知りました。

本殿の隣には戦争資料館があり、戦争犠牲者(戦死者)の遺品、写真、最後に乗っていた戦闘機などの資料などが展示されてました。

護国神社に参拝する際は靖国神社のように、また違った心持ちになります。

【宮崎神宮 近くにある観光スポット】
西都原古墳群、速開都比売神社、青島神社
【宮崎神宮 アクセス】
管理人の感想
神秘的だけどどこか落ち着き、そして心が洗われるような、とても雰囲気のある神社でした。厳かで神聖な雰囲気は伊勢神宮に似ていますね。ちょうどお宮参りの家族がおり、ここでお宮参りや結婚式をした方は羨ましいです!護国神社も合わせて平和な現在に感謝。