【足利織姫神社 概要】
足利織姫神社(あしかがおりひめじんじゃ)は足利市に鎮座する織物産業の隆盛を願って明治12年(1705年)に建てられた神社です。足利は1200年余の機場としての歴史を持ち、足利藩主であった戸田忠利が、伊勢神宮の直轄であり天照大神の絹の衣を織っていたという神服織機神社(かんはとりはたどのじんじゃ)の織師、天御鉾命(あめのみほこのみこと)と織女、天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)の二柱を現在の足利市通4丁目にある八雲神社へ合祀。その後、明治12年(1879年)機神山(はたがみやま)(現在の織姫山)の中腹に織姫神社を遷宮したとのこと。
織物は糸をつむぐ男女二人の神様をご祭神とする為、「縁結びの神様」となっているようです。比較的に新しい神社で織姫山の中腹にあり見晴らしが良い場所にあります。境内からの展望に恵まれ、市内や渡良瀬川、向かいの浅間山がよく見渡せます。
【足利織姫神社 景観】
参道の石段229段を登った先の山の中腹に鎮座しているので、近くを流れる渡良瀬川や足利市の様子を見渡すことができて良い眺めです。この階段を上がると本殿のある高台に着きます。
鳥居や階段の手摺、手水舎はもちろん、正面の歩道橋や恋人の聖地など神社に関係なくても各種建造物は朱塗りの色が鮮やかで目を惹き、これらを見に来るだけでも価値を感じます。なお女坂(7色の鳥居がある坂)では無い男坂の階段を男女で登って参拝と願いが叶うそうです。
日本夜景遺産にも選ばれている神社でして、ライトアップされている時期美しい夜景を楽しめるそうです。昼間でも綺麗でしたが、夜はライトアップされる様なので、機会があればまた訪れたいと思います。
【足利織姫神社 境内】
社頭は広く視界が開けていて開放感がありますし、社殿や欄干に朱色が多用されていることから、境内の雰囲気は、華やかさや暖かさを感じます。二人で鐘を鳴らすと幸せになれると云われる【愛の鐘】あり特に女性には人気のパワースポットのようです。
織物をつくる織機(しょっき)や機械は、鉄でできているものも多いことから全産業の神様といわれ7つのご縁を結ぶ産業振興の意味もある七色の鳥居を2018年に遷宮80年を記念して立てられたそうです。カラフルな七色の鳥居は珍しいく見どころが多い神社ですね。
【足利織姫神社 御朱印】
限定御朱印(書置き) 500円 御朱印 300円 (2023)
【足利織姫神社 近くにある観光スポット】
足利フラワーパーク
【足利織姫神社 アクセス】
管理人の感想
地元の小学生などがボランティアで清掃しており、地元民に愛されている神社でした。足利フラワーパークに立ち寄る際はぜひ、こちらの神社も参拝してみてはいかがでしょうか。