【概要】
青岸渡寺は那智山にある天台宗の寺院。この土地は、熊野信仰の霊場として長い歴史があります。もともと那智の滝を中心にした神仏習合の一大修験道場でしたが、明治初期の神仏分離施策によって青岸渡寺と那智大社に分離しました。さらに熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社を合わせて熊野三山といいますが、その三山の中には青岸渡寺も含まれます。
現在は「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産に登録されてます。
熊野那智大社【和歌山県】 熊野本宮大社【和歌山県】 熊野本宮大社大斎原大鳥居【和歌山県】【境内】
那智山青岸渡寺のすぐ横に熊野那智大社があり、ともに世界遺産です。枯れた歴史を感じる青岸渡寺と朱塗りのいかにもパワースポット的な那智大社がとても不思議なコラボレーションを醸し出しています。現在の本堂とされるのは、その当時の如意輪堂となります。
【景観】
三重塔は江戸時代に台風で倒壊し、現存するのは昭和47年(1972年)に再建された塔です。
入館料300円払ってエレベーターで4階を上がりますが、そこからの眺める那智の滝(なちのたき)や熊野灘の海が素晴らしいです。那智の滝は那智の奥、大雲取連山から流れている流水が大瀧となっており、全山に那智48瀧と呼ばれる数の瀧があるとされ、その中でもとりわけ落差が大きいものが那智御瀧になります。
【アクセス】
管理人の感想
青岸渡寺を訪れることは、信仰心を深めるだけでなく、自然との調和を感じることができる貴重な体験です。また、周辺には紀伊山地の魅力ある景色やパワースポットもあり、一度訪れる価値があります。
景観
(4.5)
雰囲気
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アクセス
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私見
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