【千畳閣 豊国神社 概要】
嚴島神社入口手前の階段を登った上にある、国重要文化財「豊国神社(ほうこくじんじゃ)」は島内で最も大きな木造建築物で、畳857枚分の広さがあることから「千畳閣(せんじょうかく):通称」と呼ばれてきました。豊臣秀吉の発願により建立され、豊国神社と呼ばれています。世界遺産の構成要素にもなっている由緒ある神社です。
嚴島神社【広島県】【千畳閣 豊国神社 境内】
靴を脱いでビニール袋に入れて持ち歩く形で拝観する感じですが、8:30〜16:30まで内部を拝観することができ、拝観料は大人(15歳以上)¥100 、小中学生(6歳以上)¥50です。奉納された大きな絵馬を天井にかけていますが凄い数で建物内も広いです。
豊臣秀吉が安国寺恵瓊(あんこくじえけい)に建立を命じましたが、秀吉の死により未完成のまま現在に至っているとのこと。目の前の五重塔も目を引きますが、やはり見所は千畳敷の広さを誇る大広間でしょうか。未完成と言われる天井には数々の絵額が並び、ちょっと不思議な世界を現出しています。
当然祭神は豊臣秀吉で、のちに宝山神社の祭神・加藤清正も合祀されています。豊国神社の社号は秀吉が死後に神として崇められるようになった神号(しんごう)である「豊国大明神」(ほうこくだいみょうじん)に因んでいます。
【千畳閣 豊国神社 景観】
海側では波の音が聞こえて、厳島神社側では越天楽が聞こえます。夏でも日陰は涼しくてゆっくりとした時間を過ごす事ができます。
【千畳閣 豊国神社 アクセス】
管理人の感想
床に反射して映る景色と合わさると更に風情がありますね。
景観
(3.5)
雰囲気
(3.5)
アクセス
(2.5)
私見
(3.5)