乃木神社【東京都】

【乃木神社の概要と歴史】

東京都港区赤坂に鎮座する乃木神社。乃木将軍の質実剛健な人柄と夫妻の仲睦まじさから、文武両道・学業成就・勝運をはじめ、夫婦和合や良縁結びの神様として高い崇敬を集めています。隣接する旧乃木邸や宝物館では当時の貴重な資料が見学できるほか、洗練された境内では神前結婚式も多く執り行われ、赤坂・六本木エリアの都会的な憩いの場として親しまれています。

【歴史と由来】乃木希典命・静子命夫妻を祀り明治の歴史を今に伝える都心の神社

乃木神社(のぎじんじゃ)は、東京都港区赤坂に鎮座する神社です。大正時代の西暦1923年(大正12年)11月1日、明治時代の軍人・乃木希典命とその妻・乃木静子命をお祀りして鎮座祭が執り行われ、創祀されました。

明治45年(西暦1912年)、明治天皇の大葬の日に乃木夫妻が自刃すると、夫妻の誠心と忠義に深く感銘を受けた多くの庶民が乃木邸へ参詣に訪れました。この時、旧宅前の坂道が「幽霊坂」から「乃木坂」へと改められました。翌大正2年(西暦1913年)、当時の東京市長・阪谷芳郎男爵らが中心となって「中央乃木会」が結成され、旧宅の小社にご夫妻の御霊をお祀りしたのが始まりです。

西暦1919年(大正8年)に神社創立の許可が下り、明治神宮の鎮座を経て西暦1923年に社殿が完成しました。太平洋戦争中の昭和20年(西暦1945年)の東京大空襲により社殿を焼失しますが、全国からの深い崇敬と奉賛により、昭和37年(西暦1962年)に現在の壮麗な社殿が復興再建されました。

【ご祭神とご利益】乃木命夫妻が授ける夫婦和合・文武両道・勝運・学業成就のご神徳

ご祭神は、乃木希典命(のぎまれすけのみこと)、乃木静子命(のぎしずこのみこと)を祀っております。

  • 夫婦和合・縁結び・家内安全:仲睦まじく生涯を共に歩まれた乃木夫妻をお祀りしていることから、夫婦の和合や深い絆を結ぶ「つれそひ守」などで高名なご利益があります。
  • 文武両道・学術向上・合格祈願:学習院院長を務め、教育者としても高い徳を誇った乃木希典命のお力により、学問の上達や受験・勝負事での文武両道の成功をもたらします。
  • 国家安泰・立身出世・事業繁栄:国と人々に誠心を尽くしたご夫妻の御神徳にあやかり、仕事での発展や志の成就、身の安全を強力に護護します。

【乃木神社の見どころ&参拝ルート】

【参道と手水舎】都会の喧騒を忘れさせる緑豊かなアプローチと心を清める手水舎

DSC 0924 Object Removal 1024x768 - 乃木神社【東京都】

乃木坂駅から直ぐに一の鳥居があります。

DSC 0923 1024x768 - 乃木神社【東京都】

東京一等地の乃木坂にある神社。なんだか手水舎がオシャレに見える…

【鳥居と社殿】凛とした雰囲気が漂う境内の鳥居と気品あふれる社殿

DSC 0886 1024x768 - 乃木神社【東京都】

二の鳥居をくぐると比較的に多くの若者で賑わっておりました。乃木大将が人気なのか?と思いビックリしていると、乃木坂46の聖地みたいになっているそうです。乃木大将もまさかそんな風になるとは思わなかったと思いますが、平和な世の中になったと喜んでいるかもしれませんね。

DSC 0903 1024x768 - 乃木神社【東京都】

夫婦揃って祀られているご祭神に見守られ執り行う挙式は、『よりそひ婚』として人気のようです。みんなのウェディングの東京の神社結婚式で1位らしいです。

DSC 0897 1024x768 - 乃木神社【東京都】

拝殿と参集殿をつなぐ道は良い雰囲気です。

DSC 0922 3 1024x724 - 乃木神社【東京都】

私が訪ねた日はタイミング良く結婚式を見る事ができました。末永くお幸せに!やはり和装結婚式は良いですね。

【赤坂王子稲荷神社と正松神社】勝運や学問の御利益を授ける境内の摂社・末社

DSC 0906 1024x768 - 乃木神社【東京都】

二の鳥居すぐ近くに「赤坂王子稲荷神社」があります。乃木夫妻が崇敬していた王子稲荷神社を勧請して昭和37年(1962年)に創立されたそうです。

DSC 0887 1024x768 - 乃木神社【東京都】

参道は短いですが稲荷神社特有の鳥居が並び続いていて、赤色が目にも鮮やかですね。

DSC 0895 1024x768 - 乃木神社【東京都】

乃木神社の本殿の右手に参道があり、直ぐ先に正松神社「せいしょうじんじゃ」が鎮座しています。松陰神社からの分霊された神社であり松下村塾を開いた玉木文之進先生と、その松下村塾を受け継いだ吉田松陰先生のお二人を祀った神社となります。

【旧乃木邸と乃木大将像】将軍の生活面影を残す歴史的建築と銅像

DSC 0918 1024x712 - 乃木神社【東京都】

境内の一角には最後の日まで過ごしていた邸宅が保存されています。ドイツ留学中に見たフランス連隊本部を参考に自ら設計したそうです。

DSC 0917 2 1024x768 - 乃木神社【東京都】

乃木大将が金沢の街で幼くして一家の生計を支えている辻占売りの少年を見かけ、当時としてはかなりの大金である金2円(現在価値4万円程度)を渡しました。少年は努力を重ね、その後金箔加工の世界で名をなしたという逸話によるものだそうです。邸宅・周囲の土地は乃木将軍の遺言により、公園として東京市に寄贈されたそうです。

【乃木神社の現地参拝レポート&評価】

乃木神社 現地レビュー・評価スコア

評価項目 スコア 特徴・ワンポイント
アクセス (5.0) 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」1番出口より徒歩約1分。六本木・赤坂エリアからも徒歩圏の抜群の立地
規模 (3.5) 一の鳥居、二の鳥居、洗練された社殿、乃木會館、旧乃木邸や宝物館が整然と集約された都心の境内環境
自然・景観 (3.0) 旧乃木邸に広がる豊かな緑や静粛な竹林があり、都会の中心でありながら季節の自然を感じられる景観
御朱印種類 (3.0) 乃木神社の通常御朱印や摂社・正松神社の御朱印、季節限定御朱印、人気のお守り(「つれそひ守」等)が授与される
静けさ (2.0) 外苑東通り沿いに位置し、神前結婚式や参拝者・観光客が常に多く訪れる活気ある都会の神社
歴史・由緒 (1.5) 大正12年(1923年)創建。明治時代の軍人・乃木希典将軍夫妻をお祀りする比較的新しい近代神社

現地レポ|実際に訪れた感想

都会の中で落ち着いた雰囲気で心が安らぎます。自然崇拝の神社に感じる雰囲気があり結婚式に人気な理由がわかります。乃木大将ゆかりの品を展示する宝物殿、稲荷神社・正松神社隣りには旧乃木邸もあり、歴史を感じ、趣きのある素晴らしい神社でした。土日祝は結婚式をやっているので、和装結婚式が見たい方はチャンスがあるかもしれません。

【あわせて巡りたい周辺観光スポット】

根津美術館、国立新美術館、出雲大社 東京分祠、金王八幡宮、赤坂氷川神社、東郷神社、明治神宮

【基本情報・アクセス】

【電車・車でのアクセスと駐車場】

※駐車場はありません。

東京メトロ千代田線 「乃木坂」駅 1番出口より徒歩1分

【住所・公式ホームページ】

〒107-0052 東京都港区赤坂8丁目11−27

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です