【新宿御苑 概要】
新宿御苑(しんじゅくぎょえん)は、信州高遠の藩主、内藤家の下屋敷跡であり明治初期に皇室の御料地・農園として使われていました。 広大な土地は明治39年に日本庭園や整形式庭園に整備され、「新宿御苑」と名付けられました。春には約900本の桜が咲き、秋には紅葉が楽しめます。その他に園内にはスタバやお洒落なレストランやカフェなども併設されおり、都会のオアシスとして1日ゆっくりされる方も多いようです。入場料500円です。
【新宿御苑 渋谷川源流・下の池】南エリア
新宿御苑には、上の池、中の池、下の池の3つの池があり、下の池近くに渋谷川の源流があります。特に下の池周辺は秋の紅葉が非常にきれいです。千駄ヶ谷門から入場すると近いです。
新宿御苑の秋におすすめエリアです。
【新宿御苑 旧御凉亭(台湾閣)】西エリア
昭和天皇のご成婚を記念し、1927(昭和2)年に当時の台湾在住の邦人有志が寄贈した建物です。清王朝中期以来、台湾で用いられたビン南式の特徴を取り入れた、日本では数少ない本格的中国建築のひとつです。
日本統治下の台湾で活躍した建築家・森山松之助の設計であり昭和2年の竣工とは思えないほど美しく保たれています。
建物内からの眺めも、外からの風景もとても綺麗な眺めでした。
【新宿御苑 日本庭園】西エリア
新宿御苑の西エリア。池を中心とした回遊式庭園となっています。
ここはドコモタワーとセットの景色だと思います。新海誠監督作品の「言の葉の庭」の聖地巡礼スポットとしても人気のようです。その為、新緑の季節(夏)がお勧めです。
【新宿御苑 旧洋館御休所】北エリア
旧洋館御休所は皇族が新宿御苑内の温室で植物を鑑賞する際の休憩所として明治29年(1896)に建てられたました。現在は洋館重要文化財に指定されており、内部は撮影禁止ですのでご注意ください。名前からして観光客の休憩所だと勘違いする方がおられますが、文化財です。休日のみ入れます。
【新宿御苑 熱帯植物温室】北エリア
新宿御苑では、熱帯植物温室が見どころのひとつです。広大な温室内には、南国を思わせる熱帯植物が多く展示されています。
鮮やかな花々や珍しい植物が並び、訪れるたびに新たな発見があるのも魅力です。
熱帯植物温室入口付近の紅葉が見ごろでした。(12月初旬)
【新宿御苑 風景式庭園・整形式庭園】東エリア
欧州基準の芸術や上位文化を参考にした庭園でありプラタナスの木が両側に並べられた左右対称の美しい庭園です。
中心部を取り囲むバラ花壇があり宮殿が立てられる計画があったそうです。
【新宿御苑 周辺にある観光スポット】
鳩森八幡神社、明治神宮、東郷神社、須賀神社、花園神社
【新宿御苑 アクセス】
管理人の感想
東京の大都会新宿にある見所多彩な癒しのある公園だと思います。四季折々の美しい景色が魅力的で、春には桜の名所として多くの人々が訪れます。広大な敷地内には、洋風庭園や日本庭園があり、それぞれ異なる雰囲気を楽しむことができます。ベンチに座って読書をしたり、ピクニックをするのもおすすめです。都会の喧騒を忘れさせてくれる素晴らしい場所です。