【綱神社 概要】
綱神社(つなじんじゃ)は創建1194年(建久5年)。宇都宮朝綱が横領の罪で土佐に流されたときに帰還を祈った土佐の加茂明神を勧請した神社。1472(文明4年)本殿改築の際、宇都宮家では名前に「綱」の字を使う当主が多かったので「綱神社」と改称したそうです。祭神は、土佐神社の味耜高彦根命(あじすきたかひこねのかみ)となっております。
【綱神社 境内】
山奥にひっそり佇む神社です。一の鳥居が立派です。
一の鳥居から、しばらく歩くと二二鳥居があり、正面に階段、右の道は恐らく女坂だと思います。
階段には苔がびっしり。
現在の社は室町時代に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。藁葺き屋根の社殿は非常に珍しいですね。非常によく整備されています。
ご神木も立派です。
綱神社の隣に攝社大倉神社があります。御祭神は大国主命。創建は綱神社よりも400年ほど前の大同2(807)年となっており小さい本殿なのですが、こちらも藁葺き屋根で重厚な雰囲気のある本殿です。 国指定重要文化財にもなっています。
【近くにある観光スポット】
益子陶器市、モビリティリゾートもてぎ
【アクセス】
管理人の感想
茅葺屋根の神社は珍しく、タイムスリップしたような空間でした。地蔵院の隣にある神社で、よく整備されており地元の人が大切にしている神社だということがわかります。益子に行く機会がありましたら寄ってみてはいかがでしょうか。
景観
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雰囲気
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アクセス
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私見
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