【豪徳寺 概要】
豪徳寺(ごうとくじ)は、1480年(文明12年)創建。付近は世田谷城(廃城)の主要部だったようです。その後、井伊家(井伊直弼)の菩提寺となり発展したことから 寺に福を招いた白猫は崇められ その姿を模した置物(=招き猫)が作られるようになったということです。一説には招き猫発祥の地とされております。
【豪徳寺 山門】

山門は1884年に建てられましたが、関東大震災で倒壊。現在の門は昭和初期に再建されたものだそうです。扁額には「碧雲閣」とありました。
【豪徳寺 香炉・狛犬】

山門をくぐり、仏殿へ進む間に香炉が置かれています。
【豪徳寺 仏殿】

江戸時代の1677年(延宝5年)に建てられた仏殿です。内部は非公開ですが、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像の三尊が安置されています。世田谷区の有形文化財に指定されております。
【豪徳寺 招き猫 奉納所】
奉納所は招福の御守りとして1年間のおつとめを終えた招き猫が翌年奉納される場所です。豪徳寺の招き猫は豆粒サイズから高さ30cmほどの特大サイズまで8種類あるそうで、奉納所にある総数は1万5000体以上とのこと。

確かにこの光景は珍しく海外の観光客に人気が出ると思われます。この招き猫を購入する為に寺務所前はかなりの大行列で圧巻です・・・・諦めて帰りました。
【豪徳寺 三重塔】

三重塔は2006年(平成18年)に建立。ねこの彫刻が5匹あるらしいです。中には釈迦如来像、迦葉尊者像、阿難尊者像、招福猫児観音像が安置されています。
【豪徳寺 地蔵堂】

地蔵堂は2020年(令和2年)に建立。地蔵菩薩半跏像が安置されています。

招き猫に観光客が集中しているので、こちらは静かでした。
【豪徳寺 近くにある観光スポット】
世田谷八幡宮、松陰神社
【豪徳寺 アクセス】
管理人の感想
この日は休日のお昼に到着。外国人の方に特に人気で訪問時にはすでに観光客でいっぱいでした。お寺前の路肩に座って飲食している海外の方が多く、日本人には考えられないマナーの悪さにびっくり。車も通るのでかなり危険だと思います。混雑していない時は雰囲気が良いお寺なので参拝は平日早朝が良いと思います。