【熱田神宮 概要】
熱田神宮(あつたじんぐう)は、創建は景行天皇43年(113年)という歴史がある神社であり古くから崇敬を集める神社です。祭神として熱田大神(あつたのおおかみ)を祀っています。伝説によれば、熱田大神は日本神話に登場する天照大御神(あまてらすおおみかみ)の神格化された姿とされており、日本の国家繁栄や人々の幸福を願って崇められています。
三種の神器のひとつ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」が、拝殿奥深くに祀られています。この草薙神剣をご神体とする熱田神宮は、伊勢神宮に継ぐ国家鎮護の神宮。織田信長も、桶狭間出陣の前には必勝祈願に来た場所という由緒があります。
【熱田神宮 景観】
熱田神宮の敷地は東京ドーム4個分という広さがあり、敷地内に入ると多くの緑に囲まれて非常に空気が澄んででひんやりしています。 所々に巨大な神木が有り神聖な雰囲気が有ります。
早朝(朝9時頃)は人は少なく静かで厳かな雰囲気に包まれていました。駐車場からショートカットも出来ますが、雰囲気味わうならあえて南口(正門)から参道を通り本宮へ行くのをお勧めします。
とても広い敷地を正門から歩き、ずっと奥まで歩くと荘厳な佇まいが見えてきます。早朝の静かな参道は、拝殿目指して歩くだけで、身が清められるような空気に満たされ、伊勢神宮のような力強さを肌身に感じられます。
【熱田神宮 境内】
熱田神宮の建物は、伝統的な日本の建築様式である「神明造(しんめいづくり)」が採用されています。特に有名な建築物としては、本殿や拝殿、神門などがあります。建物は木材を主体とし、美しい屋根や彫刻が特徴的です。熱田神宮の建築様式は、後の神社建築に多大な影響を与えました。
神楽殿の近くには、花は咲くのに一度も実を付けたことがないという樹齢400年以上の不思議な梅の木があります。私が参拝した時は見事な花が咲いており見れて良かったです。
他に草薙館(剣の宝庫)は新しく出来た施設で、三種の神器の一つである草薙剣を祀っている熱田神宮ならではの施設と言えます。展示してあるフロアは撮影不可ですが、隣接した体験コーナーでは実物の脇差や日本刀を手に持って重さを体験出来ます。朝倉家の剣豪・真柄氏が合戦で使用した大太刀のレプリカに触れることが出来、その重さを体感することが可能です。
その他にも境内できしめんなどを食べることができるお店もあり、全体的に観光客が楽しめる設備が多く名古屋の代表的な観光スポットですね。
【熱田神宮 御朱印】
【熱田神宮 アクセス】
管理人の感想
熱田神宮は、古代の歴史と伝統を感じることができる神社であり、名古屋市を訪れる際にはぜひ訪れてみる価値があります。アクセスもよく、無料駐車場も用意されています。