【江島神社 概要】
江島神社(えのしまじんじゃ)は、1206年創建。江の島全体が神域であり日本三大弁財天の1つの神社です。辺津宮(へつみや)、 中津宮、奥津宮の 三社からなり、それぞれに宗像三女神が祀られています。アマテラスがスサノオの剣を噛んで吹き出した霧から生まれた宗像三女神とはタギツヒメ(多岐津姫命(たぎつひめのみこと))・タキリビメ(多紀理姫命(たぎりひめのみこと))・イチキシマヒメ(市寸島比賣命)です。スサノオの物実から生まれた為、スサノオの子となります。
八百富神社、竹生島、厳島などと共に日本七弁天のひとつとなっております。
【江の島大橋・江の島弁天橋】
江の島大橋は1964年の東京オリンピックの競技会場になる湘南港建設のための工事用道路として1962年に完成しました。藤沢市の本土と江の島とを結ぶ自動車用(車、自転車用)の橋で、江ノ島への入り口です。全長786メートルで、橋脚がコンクリート製の橋です。 西側には人道橋(歩道の橋)の「江の島弁天橋」が並行して架けられています。特に夕焼けの時間帯は(特に西側の)景色を遮るものが全くない為、絶好の夕日のスポットとしてカップルに人気のようです。
【江島神社 青銅鳥居】
江の島の入口にある鳥居。1747年に創建され、1821年に多くの寄進者によって現在の青銅のものが再建されました。青銅の鳥居を抜け仲見世を通ると見えてくるのが大鳥居。1936年に寄進されました。朱の鳥居の正面、石段を上ったところにある龍宮城を模した楼門の瑞心門があります。清らかな心で門をくぐってもらう意で、竜宮城を模して作られているそうです。
【江島神社 辺津宮(へつみや)】
辺津宮では、多岐津姫命(たぎつひめのみこと)をお祀りしている。高低差のある江の島では、一番下に位置していることから、明治時代までは「下之宮」と呼ばれていました。
【江島神社 中津宮(なかつみや)】
三姉妹の中で最も美しいといわれる、市寸島比賣命が祀られているため、芸能向上、金運上昇、美のご利益があるとされています。社殿は 朱色がとても鮮やかで、彩色された龍・松・亀等が彫られています。全てが美しい社殿です。
【江島神社 奥津宮(おくつみや)】
多紀理比賣命は、三姉妹の一番上の姉神で、安らかに海を守る神様といわれています。龍神伝説発祥の地の岩屋に一番近い奥津宮は、昔は御旅所と称され、岩屋本宮に海水が入る4月から10月までの期間は、岩屋本宮のご本尊が遷座していたそうです。拝殿の向こうにある本殿の造営は平安時代とされ、焼失のため江戸後期に再建され平成中期に改修されています。
【江島神社 稚児ヶ淵(ちごがふち)】
江ノ島の反対側にある海岸です。 稚児ヶ淵は、隆起現象によってできた海食台地で、屏風のような断崖の真下に位置しています。打ち寄せては砕ける波や、富士山を望む夕日の美しさで知られ、「かながわの景勝50選」にも選ばれています。独特な岩でできており潮溜まりもあります。 海に落ちると流されるのでくれぐれも注意を。
【江の島大師】
江の島大師は昭和三十九年(1964年)に廃業した旅館の「江の島館」跡地に鹿児島にある鳥帽子山最福寺の関東別院として事実上新設され平成五年(1993年)に創建されました。江の島大師入口には二体の赤い金剛力士像(仁王像)が安置されています、本堂は近代的な建物になっていますが屋根の中央から延びる相輪が寺院であることを示しています。本尊は不動明王となります。辺津宮から奥津宮の途中にありますが、もともと江島大明神であった岩本院とは無関係です。
【江島神社 御朱印】
江ノ島神社の御朱印帳は杉の木で出来ており、香りが良くてお気に入りです。「江の島」の焼き印が入っています。
【江島神社 アクセス】
管理人の感想
江島は日本のニュース番組の天気予報でおなじみな場所。それだけ知名度があり観光客が年中多く訪れます。江島神社へ続く仲見世通りは昔から変わらないお店や新しいお店なども増え海鮮系のお店やタコせんべいのお店には行列もできてます。夏は海・デートや観光で大人気であり男一人での参拝は少し寂しいと感じてしまいますが、歴史もあり見所は多く何度も参拝したくなる場所ですね。