【琴弾八幡宮 概要】
琴弾八幡宮(ことひきはちまんぐう)は、大宝3年(703年)、嵐の過ぎ去った夜に、海岸に一隻の船が現れ、妙なる琴の調べにうっとりした人々が、琴の主を船とともに山頂にひきあげ、神殿を建て、「琴弾八幡宮」を祀ったといわれています。御祭神は応神天皇、神功皇后、玉依姫命を祀られています。源義経が源平合戦の勝利祈願をしたことで知られ、今も義経参詣の願文、神馬の奉納などの史実、史跡が残っています。それゆえに、勝負の神様ともいわれ、受験戦争に勝ちたい学生など、多くの参拝者が訪れます。
【琴弾八幡宮 境内】
麓から本殿へ行く石段の中間にある木乃鳥居。源氏方は1185年に義経が屋島合戦に勝利した平家追討の成功を祈願して奉納したそうです。現在は屋根がかけられ保護されています。約800年前の鳥居が現存しているのはすごいですね。
琴弾公園入口の大鳥居から、381段の石段を上がると本殿があります。
神仏習合時代は四国八十八ヶ所霊場第六十八番札所でありました。現在は新四国曼荼羅霊場第二十三番札所、讃岐十五社第十四番です。本殿は歴史を感じさせる立派なものです。青銅の灯籠は大正9年奉納だそうです。
【銭形砂絵(寛永通宝)】
銭形砂絵(ぜにがたすなえ)は直径は縦に122メートル、横に90メートルあります。 つまり、本来の形は楕円形です。 しかし、琴弾公園山頂の展望台から見ると、真円に見えるようにしてあります。琴弾八幡宮近くから銭形砂絵の展望台が繋がっているので、銭形砂絵を見る際はここを通って行くとよいと思いました。
【琴弾八幡宮 アクセス】
管理人の感想
規模は大きいとは言い難い神社ですが、趣深さやここから望む景色には価値があると思います。車で山頂まで登ることは出来ますが、金毘羅さん程では無いので、景色を眺めながら気持ちよく登る事ができました。
景観
(4)
雰囲気
(3.5)
アクセス
(3)
私見
(3.5)