【虎柏神社 概要】
虎柏神社(とらかしわじんじゃ)は、正確な創建年は不明でした。社伝によると、第10代 崇神(すじん)天皇の時代に「神地(神聖な土地)」を賜ったことが始まりとされています。崇神天皇は実在したとすれば3世紀〜4世紀頃の人物とされるため、事実であれば古墳時代にまで遡る、青梅でも屈指の歴史を持つ古社と思われます。
940年(天慶3年)に平将門の宿敵・源経基が「諏訪大社」の神様をここに招き入れたことで、一時期は「諏訪明神(お諏訪さま)」としての性格が強くなりました。長らく「諏訪明神」と呼ばれていましたが、1870年(明治3年)に古来の名称である「虎柏神社」に復称しました。
ご祭神は、大歳御祖神(おおとしみおやのかみ)と惶根神(かしこねのかみ)を祀っております。
【虎柏神社 境内】

両脇には樹齢を重ねた杉やケヤキがそびえ立ち、昼間でも薄暗いほどの深い緑に包まれます。
【虎柏神社 手水舎】

虎柏神社の手水舎は昔ながらの造りですが、基礎の部分を力神(りきしん)が支えていました。

これらの石像は、重い屋根や建物をその怪力で支える姿を描いています。「建物が倒れないように」という願いや、その場所の「守護」を象徴していると思われます。現存する手水舎では、かなり珍しいと思います。
【虎柏神社 社殿】

創建自体は古代ですが、現在境内に建っている主要な建物は江戸時代以降のもので1734年(享保19年)に再建されたものです。現在は、東京都の有形文化財に指定されています。
【虎柏神社 境内社 高峯神社】
虎柏神社のすぐ近くにある高峯神社(たかみねじんじゃ)は、天慶年間(938〜947年)、源経基が虎柏神社に諏訪の神様を招き入れた際、同時に勧請(かんじょう)されたと伝えられています。

ご祭神は、味鋤高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)を祀っております。山頂には小さな祠があるようですが断念しています・・・。
【虎柏神社 近くにある観光スポット】
高峯山 天寧寺、塩船観音寺
【虎柏神社 アクセス】
管理人の感想
天寧寺(将門ゆかり)と虎柏神社(経基ゆかり)を歩いて移動すると、わずか数分の距離で「平安時代のライバル同士の拠点」を行き来できるという、全国的にも珍しい場所です。参拝者が少ない為か管理が行き届いておらず、やや不気味な雰囲気になっています。(写真を見返すと、綺麗に見えますね・・・あれ?)あくまで個人的な感想ですが、天寧寺とは同時に参拝しない方が良いのかもしれませんね・・・。
〒198-0004 東京都青梅市根ヶ布1丁目454
※無料駐車場あり
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