總本宮第六天 榊神社【東京都】

【總本宮第六天 榊神社 概要】

總本宮第六天 榊神社(だいろくてん さかきじんじゃ)は、創建110年(第12代景行天皇四十年)。日本武尊が勅命により東国鎮定時この地に皇祖二柱の神を鎮祭し、奉持した白銅の宝鏡を納め国歌鎮護の神宮としました。古来より第六天神宮と称されていると伝わっています。当初の鎮座地は現在の柳橋1丁目でしたが、関東大震災後の区画整理で1928年に蔵前1丁目の現在地に遷座しました。古くから「第六天神宮」と呼ばれてきましたが、1873年(明治6年)に社号を「榊神社」へ改称しています。現在の南関東地方を中心に分布する第六天神社の総本宮であり、下町八福神の神社めぐりコース(巡礼札所)のうちの一社でもあります。

ご祭神は、面足尊(おもだるのみこと)と惶根尊(あやかしこねのみこと)を祀っております。

【第六天?】

第六天とは、古事記において面足尊と惶根尊が天神七代の六番目の神様。現在は神仏習合・神仏分離など経て神世七代の神や天狗信仰と結びついた形で残っており、この神社においては、仏教の第六天魔王とは関係はないと思われます。

【下町八福神巡り?】

下町八福神巡りは、東京都台東区と中央区にある8つの神社を巡り、それぞれの神様から福を授かることを目的としたお参りです。具体的には、鷲神社、今戸神社、第六天榊神社、下谷神社、小野照崎神社、水天宮、小網神社、住吉神社の8社を指します。

【總本宮第六天 榊神社 境内】

DSC 1864 1024x768 - 總本宮第六天 榊神社【東京都】

表通りから外れているので静かでした。境内には大きな銀杏の木がいくつもあります。


【總本宮第六天 榊神社 社殿】

DSC 1860 1 1024x768 - 總本宮第六天 榊神社【東京都】

社殿は1933年建造の鉄筋コンクリートで、1945年の東京大空襲で外側を残し焼失。1956年に大改修が竣工した歴史があります。

【總本宮第六天 榊神社 末社】

DSC 1871 1024x768 - 總本宮第六天 榊神社【東京都】

境内社に七福稲荷神社、事比羅神社・豊受神社と、繁盛稲荷社があります

【總本宮第六天 榊神社 手押しポンプの井戸】

DSC 1870 1 1024x768 - 總本宮第六天 榊神社【東京都】

現役の手押しポンプの井戸がありました。飲めないようですが、歴史が残っています。

【總本宮第六天 榊神社 御朱印】

dairokutensakaki 719x1024 - 總本宮第六天 榊神社【東京都】

御朱印は社務所のインターフォンを押したら対応して頂けました。足腰が悪い中、ありがとうございました。

DSC 1875 1024x768 - 總本宮第六天 榊神社【東京都】

待ち時間の間に振り返ると、風情がある景色でした。

【總本宮第六天 榊神社 近くにある観光スポット(徒歩30分圏内)】

鳥越神社、藏前神社

【總本宮第六天 榊神社 アクセス】

管理人の感想

歴史的には東京でトップクラスの古社だと思います。現在は浅草橋の都会の喧騒の中にあり、そこまで敷地は広くはありませんが、境内は綺麗に整備されております。浅草が近い為、知名度は高くないのが残念ですが、大きな鳥居もあり確かな存在感がありました。現在まで大切にされている感じが伝わってきます。景観的には紅葉時期の参拝が良さそうです。

敷地/施設規模
 (3)
自然の豊かさ
 (3.5)
アクセスのしやすさ
 (4)
観光客の多さ
 (2)


總本宮第六天 榊神社

〒111-0051 東京都台東区蔵前1丁目4−3

※駐車場はありません。

都営浅草線・大江戸線 蔵前駅 徒歩6分程度

JR・都営浅草線 浅草橋駅  徒歩8分程度

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です