【水稲荷神社 概要】
水稲荷神社(みずいなりじんじゃ) は、創建941年(天慶4年)。藤原秀郷が稲荷大神を勧請し「冨塚稲荷」として始まりました。その後、1702年(元禄15年)に霊水が湧き出し、眼病に効くとして評判となり、火難退散の神託が下ったことから、「水稲荷神社」と改名されました。旧地は現在の西早稲田1丁目の宝泉寺北側で1963年(昭和38年)に早稲田大学との土地交換により、現在地(旧清水徳川家の下屋敷(甘泉園))に遷座しました。

【水稲荷神社 参道】

ちょうど紅葉の時期に参拝したので、銀杏並木が綺麗でした。

参道は一直線ですが、社殿との配置が不思議な構成。近くに小学校もあり早稲田大学の所有地との関係でこうなったのでしょうか・・・参道から曲がり、ちょっと薄暗い鳥居を潜ると拝殿に到着します。
【水稲荷神社 社殿】

社殿が唐破風の独特の形状をしていて興味深いです。蟇股の装飾や鬼瓦の形状も一風変わった形をしています。
【水稲荷神社 末社】

社殿裏側には末社がありますが、やや管理が行き届いていない印象。
【水稲荷神社 甘泉園公園】
甘泉園公園(かんせんえんこうえん)は、徳川御三卿の一つ・清水家の下屋敷跡で、「甘泉」の名の由来となる良質の水が湧く回遊式庭園です。

現在は、地下鉄東西線が建設された際に水脈が絶たれたと考えられており、水はありますが湧き水では無いようです。庭園としては小さく、紅葉風景もやや期待した物では無かったです・・・
【水稲荷神社 近くにある観光スポット(徒歩30分圏内)】
肥後細川庭園、穴八幡宮、東京カテドラル聖マリア大聖堂、護国寺
【水稲荷神社 アクセス】
管理人の感想
水稲荷神社は都市伝説のひとつ、平将門の江戸の街を守る「北斗七星の結界」のひとつと言われていますが、移築をしているので稲荷鬼王神社の方かと個人的には思いました。都内では比較的大きな神社だと思いますが、常駐している神主さんはおらず、社務所も開けていないようで、「御朱印は行っていません」と貼り紙がありました。隣の甘泉園公園と合わせ参拝客を呼び込む事が出来そうですが・・・頑張ってほしいところ。
日本の絶景神社仏閣 参拝記 




