千鳥ヶ淵緑道【東京都】

【千鳥ヶ淵緑道 概要】

千鳥ヶ淵緑道(ちどりがふちりょくどう)は、東京都千代田区にある皇居のお濠(千鳥ヶ淵)に沿って整備された、全長約700メートルの遊歩道です。日本有数の桜の名所として知られ、都会の喧騒を忘れて自然の中を散策できるスポットです。3月下旬から4月上旬にかけて、ソメイヨシノを中心に約260本の桜が咲き誇ります。お濠の斜面から水面に向かって豪快にせり出す枝ぶりは圧巻で、まるで「桜のトンネル」の中を歩いているような体験ができます。

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また、千鳥ヶ淵緑道の中ほどにある「区営千鳥ヶ淵ボート場」でボートに乗ることができます。

明治時代、靖國神社の有志たちが、隣接する千鳥ヶ淵の地に桜の苗木を寄贈したことが、現在の美しい桜並木の始まりの一つと言われています。また、千鳥ヶ淵緑道の銅像や施設は、靖國神社の歴史や、そこで祀られている人々を支えた人物たちと深く結びついています。

【千鳥ヶ淵緑道付近にある騎馬像】

九段下駅側の入り口付近に馬に乗った姿(騎馬像)の銅像があります。

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これは、大山巌(おおやま いわお)像で、初代陸軍大臣や日露戦争時の満州軍総司令官を務めた「元帥陸軍大将」です。西郷隆盛の従弟としても知られています。もともとは国会前庭(三宅坂付近)にありましたが、戦後、GHQの命令による撤去などを経て、1969年(昭和44年)に現在地へ移設されました。

【千鳥ヶ淵緑道付近にある紳士風の立ち姿の銅像】

大山巌像のすぐ隣に、ひげを蓄えた紳士風の立ち姿の銅像があります。

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これは、品川弥二郎(しながわ やじろう)像で、幕末の志士として活躍し、明治政府では内務大臣などを務めた政治家です。吉田松陰の「秘蔵っ子」として知られる一方、日本の産業や教育の基盤を作った人物でもあります。明治10年頃から亡くなるまで、現在の九段坂病院付近に本邸を構えて住んでいたため、現在地に設置されました。

【日本武道館】

日本武道館は、千鳥ヶ淵緑道からすぐの北の丸公園内にあります。日本伝統の武道を普及・振興するための「武道の聖地」で1964年(昭和39年)に建設されました。また、数々の伝説的な公演が行われてきたことから「音楽の聖地」としても世界的に知られています。

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日本古来の法隆寺夢殿などをモデルとしており、方位を明確にするために八角形が採用されました。

【日本武道館 田安門】

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田安門(たやすもん)は、江戸城の北側(北の丸)を守るために造られた門で、現在は日本武道館へのメインゲートとして知られています。

現在の門は1636年(寛永13年)に再建されたもので、現存する旧江戸城の門の中でも、特に歴史的価値が高い物となっています。現在は、国の重要文化財(建築物)に指定されております。

【千鳥ヶ淵緑道 近くにある観光スポット(徒歩30分圏内)】

靖國神社、遊就館、皇居、市谷亀岡八幡宮、日枝神社

【千鳥ヶ淵緑道 アクセス】

管理人の感想

大山巌や品川弥次郎、そして靖国神社の大村益次郎といった、近代日本を築いた人物たちの銅像が点在し、かつて「軍都」と呼ばれた九段・番町エリアの記憶を今に伝えています。その為、千鳥ヶ淵緑道は、単なる「桜の名所」にとどまらず、「日本の近代史と平和への祈りが交差する場所」だと思います。桜の時期は非常に混みますが、それでもこの景色を一度は見に来る価値はあると思います。隣の靖國神社と合わせて散策すると良いでしょう。

敷地/施設規模
 (3.5)
自然の豊かさ
 (4)
アクセスのしやすさ
 (5)
観光客の多さ(桜の時期)
 (5)


千鳥ヶ淵緑道の住所

〒102-0075 東京都千代田区三番町2

※駐車場はありません。

都営新宿線 東京メトロ東西線・半蔵門線「九段下駅」2番出口より徒歩5分程度


東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」5番出口より徒歩5分程度

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