【根津神社 概要】
根津神社(ねづじんじゃ)は、文京区根津の地にあって、根津権現とも呼ばれる神社。江戸時代初期の建築になる本殿や拝殿、楼門、唐門、透塀などは国の重要文化財に指定されており、春はつつじも有名な神社です。御祭神は、須佐之男命(スサノオノミコト)、大山咋命(オオヤマクイノミコト)、誉田別命(ホンダワケノミコト)で、相殿神は大国主命(オオクニヌシノミコト)と菅原道真公。御利益は災厄除けや邪気払い、縁結びから商売繁盛、学業成就まで、多岐にわたります。
【根津神社 境内】
根津神社の表参道を進み、神橋を渡って最初に見える建物が「楼門」です。この楼門は江戸時代に建てられ都内では最古の楼門です。
根津神社は徳川家の神社としても広く知られています。徳川綱吉のときに天下普請とも言われた大造営で完成した権現造りの本殿、幣殿、拝殿、唐門、西門、透塀、楼門が欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されています。
明治時代の神仏分離令以前の名残として屋根の卍があります。
【根津神社境内 乙女稲荷神社 概要】
乙女稲荷神社(おとめいなりじんじゃ)は1706年、根津神社創建時、山の中腹に深い風穴があり、これを命を育む女性の象徴として五穀豊穣を祈念して創設されました。御祭神の『倉稲魂命』は女性神で、かつて根津にあった根津遊郭の女性たちも厚く信仰していたことから、女性に縁の深いパワースポットとされています。
【根津神社境内 乙女稲荷神社 千本鳥居】
『根津神社』が人気となったのが、摂社である『乙女稲荷神社』の千本鳥居も理由にあると思います。
北から南へ向かい参拝すると邪気が失せ、願いが叶うと云われている神社ですので、参拝順路は気を付けたいですね。ほとんどの方は逆走でした…
鮮やかな朱色が神聖な気持ちを高めてくれますが、多くの方々が前を通り過ぎるだけで、お参りしている方は1人も見かけませんでした。 残念です。ちょっと手を合わせてもらえるとありがたいのですが。。。。
とは言え、乙女稲荷神社の朱色の鳥居群は、つつじが満開になると、その朱色がつつじの多彩な色に馴染んで得も知れない雰囲気を醸し出すので、つつじの時期がお勧めですね。
「千本鳥居」と言えば、京都の伏見稲荷大社が有名ですが、「ミニマムでもよいから千本鳥居」を体感したいなら、こちらがお手軽かと思いました。ちなみに日本語の千本はたくさんという意味です。
伏見稲荷大社【京都府】【根津神社境内 つつじ苑】
入園料は変動します。200円~500円となります。満開の時はいろんな種類のつつじが咲いて圧巻です。外から見ても素晴らしいですがやっぱり園内に入って鑑賞すると一味違います。
約300種類があり早咲き・中咲きのつつじが満開で想像以上に見事でした。
つつじ園の開園は9:30から。私は朝10:00頃に到着し散策しましたが、11:00過ぎには根津駅方面からつつじ苑に入苑する人の行列が数百メートルも繋がっていました。
季節的には亀戸天神社の藤まつりと合わせて参拝すると更に楽しめると思います。(おすすめは、根津神社→亀江戸神社の順が混雑回避に適していると思います)
【根津神社 御朱印】
【根津神社 近くにある観光スポット】
根津神社周辺には上野東照宮、湯島天神宮、神田明神などの有名な神社仏閣も多いので神社仏閣巡りによいと思います。
【根津神社 アクセス】
管理人の感想
境内では保育園の小さい子ども達が遊んでいたりと地元民からも愛されている場所だと思います。外国の方がとても多く、やはり千本鳥居は絵になり人気があると思います。つつじ園は想像以上の混雑ですので、昼頃到着だと順番を待っていたら1時間~2時間くらいかかるので早朝をおすすめします。つつじの時期は落ち着いた雰囲気とはほど遠いので認識のもと参拝しましょう。