【花畑大鷲神社 概要】
花畑大鷲神社(はなはたおおとりじんじゃ)の創建は1247年(宝治年間)頃とされています。源義光が兄・義家の援軍として赴いた際、この神社に戦勝祈願し、成就すると社殿を造営して武具を奉納したと伝えられています。現在の祭神日本武尊は明治以降に祭神とされたようで、実質的な祭神は源義光と考えられ、佐竹氏はじめ義光の後裔を称する大名や武家に崇敬されました。また、日本武尊の命日とされる11月の「酉の日」に、花畑の農民がこの神社での収穫祭で鶏を奉納したのが、関東各地で今も開かれる『酉の市』の起源とされています。
総本社は和泉国一之宮の大鳥大社です。「大鳥」以外にも「大鷲」「鷲」と表記することもありますが、読みはいずれも「おおとり」となります。
ご祭神は大和武尊(やまとたけるのみこと)を祀っております。
【花畑大鷲神社 参道】
境内には太ぶととしたクスノキやケヤキなどの樹木が生い茂り、緑が溢れていました。

足立区指定の保存樹に指定されている樹木があり、歴史を感じさせます。

三の鳥居前で神社猫が足元に寄ってきて体を擦り付けた後、鳥居の先に向かっていきました。お許しを頂けた様子。
【花畑大鷲神社 社殿】
義家の戦勝と武具を奉納した事から、義光の後裔を称する武家からの信仰が厚く、その中の一人である秋田藩主・佐竹氏が造営した社殿が今も残っています。

社殿の彫刻は大変壮観で、特に正面にある向拝柱に彫られた「昇り龍・降り龍」は、左甚五郎の13代目後藤与五郎の作だそうです。現在は足立区登録文化財に指定されました。
【花畑大鷲神社 神社猫】

帰りに、また三の鳥居前で神社猫がお見送りしてくれました。ありがとうございました。
【花畑大鷲神社 酉の市】
酉の市(とりのいち)は江戸時代から続く伝統的な年中行事で、日本武尊の命日とされる11月の「酉の日」に、大鳥神社などで開催される商売繁盛や開運を願う行事です。尊への報恩感謝の祭に神社や寺院の「門前」で、農耕具などが売られる「門前市」が開かれるようになりました。この門前市が人々から「とりのまち」と称され、その後、「酉の市」の起源となったようです。

福をかき集める「縁起熊手」が名物で、多くの露店が並び、威勢のよい「手締め」が響く関東の秋の風物詩です。 こちらの花畑大鷲神社を「上酉」、浅草の鷲神社を「下酉」と呼ぶようで、江戸時代から続けて酉の市を開催しているのは東京都内ではこの二社だけとの事です。
【花畑大鷲神社 御朱印】


そろそろ記入ページが無くなりそうだったので、花畑大鷲神社の御朱印帳を購入しました。手触りが良いです。
【花畑大鷲神社 近くにある観光スポット】
花畑記念庭園、足立区生物園
【花畑大鷲神社 アクセス】
管理人の感想
東京都の最北端の静謐な神社です。アクセスは悪いのですが、参拝者は多い印象でした。源義光が戦勝祈願した神社ですので、その前から神社があったことになります。祈願時の祭神はなんだったのか?現在の祭神日本武尊は明治以降に祭神とされたとありますが、酉の市は江戸時代から続いており矛盾しているようにも思えます。いろいろ疑問が出てくるのですが、また機会があれば詳細を調べてみたいと思います。
【御朱印・絶景】日本の神社仏閣めぐり – JAPAN SHRINE GUIDE 





