【六義園 概要】
六義園(りくぎえん)は、江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の側用人であった柳澤吉保(やなぎさわ よしやす)によって1702年(元禄15年 )築造された代表的な大名庭園です。中国の古典『詩経』に記された「六義(りくぎ)」という和歌の分類法にちなんでおり、柳澤自身が詠んだ和歌など「和歌の心」を庭園全体で表現しています。
江戸の二大庭園と称される「回遊式築山泉水庭園(かいゆうしきつきやませんすいていえん)」であり、中央の大きな池(大泉水)をめぐる園路には、和歌の浦などの景勝地や物語にちなんだ趣深い見どころが散りばめられています。
入園料: 一般 300円 通常9:00〜17:00(入園は16:30まで)。年末年始が休館。
【六義園 内庭大門】
内庭大門(ないていだいもん)は、六義園が造営された江戸時代中期、元禄年間(1695年〜1702年頃)に建てられました。

1938年(昭和13年)、岩崎家(岩崎久弥)から東京市へ六義園が寄付されました。その際、一般公開にあたって岩崎家時代の雰囲気を残しつつ、東京市(現在の東京都)の手によって新しく再建されたのが現在の「内庭大門」です。
【六義園 しだれ桜 】
内庭大門をくぐると、シダレザクラが植えられており、3月末に枝いっぱいの薄紅色の花を咲かせます。

春に滝のような薄紅色の花を咲かせる六義園シンボルであるしだれ桜は、高さ約15メートル、幅約20メートルにおよぶ巨木で、樹齢は約70〜80年です。1本の大きな木に見えますが、元々は3本のサクラを寄せ植えして育てられたものと言われています。この時期はすさまじい混雑になります・・・
【六義園 大泉水】
大泉水(だいせんすい)は、六義園の敷地のほぼ中央に位置する、広さ約2万平方メートル(約6,000坪)の広大な池です。この庭園全体の中心であり、すべての景色が大泉水を引き立てるように設計されています。※歴史的価値を守るため、中の島へ渡ることはできません。岸辺から眺めて楽しむ形になります。

大泉水の中にぽっかりと浮かぶ最大の島は、妹山・背山(いもやま・せやま)と言われており人工の丘です。島には鶺鴒石(せきれいいし)と言われる平らな石があります。日本神話において、イザナギとイザナミの二神に男女の道を教えたという鶺鴒の伝説にちなんでいます。
【六義園 吹上茶屋】

吹上茶屋(ふきあげちゃや)は、大泉水の北西の岸辺にあります。水面に映る景色を眺めながら、抹茶と季節の上生菓子を味わえる特等席です。

抹茶と季節をイメージした本格的な「上生菓子」のセット1,000円です。上生菓子は、春の桜や藤、秋の紅葉など、訪れる時期の草花をモチーフにした美しい練り切りなどが提供されます。予約はできず、席が空いているときに順次利用する形になります。混雑時はテイクアウト用の和菓子が販売されることもあります。
【六義園 蛇の模様が浮き出ている木】

特に観光名所などではありませんが、幹の表面にくっきりと美しい蛇が浮き出ている不思議な木がありました。自然に出来ていたならすごいですね。
【六義園 近くにある観光スポット(徒歩30分圏内)】
妙義神社、旧古河庭園、平塚神社、吉祥寺、白山神社
【六義園 アクセス】
管理人の感想
春に名物の「しだれ桜」を見に来たことがある六義園。あの時は息をのむほど美しかったものの、お祭りのような大混雑で、写真を撮るのも一苦労だった記憶があります。 それ以外の時期は比較的空いており春のあの熱気が嘘のようにガラリと雰囲気が変わり、都心とは思えない最高の癒やし空間になっています。吹上茶屋でいただく抹茶と、目にも涼やかな季節の上生菓子をいただきながら過ごす時間は、まさに至福のひとときでした。
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