会津さざえ堂【福島県】

【会津さざえ堂 概要】

会津さざえ堂(あいづささえどう)の正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)であり、二重螺旋構造の斜路をもつ特異。正宗寺の仏堂として江戸時代後期の1796年に当時の住職であった郁堂が建立されました。当時は阿弥陀如来を本尊とし、斜路には西国三十三観音像が安置されていましたが、神仏混交の信仰形態をもっていた正宗寺は明治初期の廃仏毀釈で廃寺となり、以後は個人の所有となっています。1995年6月27日に国の重要文化財となっております。

【飯盛山・白虎隊の墓所】

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白虎隊の墓所やさざえ堂へ上る際は階段か動く歩道があります。私は階段を上りましたが、妻は動く歩道で登りました。その際のアナウンスに思わず笑いながら250円の利用券を買っていました。個人的には白虎隊の墓所行なのに雰囲気が・・・

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上ったところに、白虎隊自刃の地があり墓石があり、会津若松市内が遠望できます。ここから鶴ケ城の煙を見て、白虎隊は自刃しました。無念だったと思います。※自刃した白虎隊員は当時16歳~17歳の少年兵

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【会津さざえ堂 外観】

白虎隊の墓所のある飯盛山の中腹に建ち、平面六角形の特異な建物であります。六角3層高さ約16米、昇降別々のらせん形通路により階段がなく一方通行で上下するという日本唯一、世界にも 例のない名建築とされています。

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【会津さざえ堂 堂内】

内部には二重らせん構造の斜路が続き、右回りに上る斜路と左回りに下りる斜路が別々に存在しており 入口から斜路を最上階まで上り、他者とすれ違うことなく別の斜路を降りて出口から出ることができます。

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当時、日本中で流行していた「西国三十三観音巡礼」をこの会津の地で簡単に体験してもらう為の現代風に言えば「アトラクション」の様な物であった様です。

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三十三体の観音像を安置する「さざえ堂」は、庶民の夢をかなえるためにできたもので、 一度に三十三の観音像を廻ることができるこの構造は、大いに庶民の人気を得たそうです。

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堂内に貼られた無数のお札は、その様子を如実に表しているそうです。

【白虎隊 8月限定 御朱印】

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白虎隊墓所と会津さざえ堂の間にある売店で購入可能です。毎月毎の種類があり各1000円です。

【会津さざえ堂 近くにある観光スポット】

飯盛山嚴島神社、鶴ヶ城、会津武家屋敷

【会津さざえ堂 アクセス】

管理人の感想

まさにサザエのような形で上り下りすれ違うことなく一歩通行の構造はとても面白く世界的にも非常に珍しい建造物であり、本当によく出来た造りだと感心いたしました。 今回は西国三十三観音像は拝めませんでしたが参拝した気持ちになりました。拝観料は400円です。

景観
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雰囲気
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アクセス
 (2.5)
私見
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会津さざえ堂

〒965-0003 福島県会津若松市一箕町大字八幡弁天下1404

※近隣の観光客専用駐車場を利用。(1000円ですが500円分のお土産券付き)

JR会津若松駅から車で5分程度

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