【大内宿 概要】
大内宿(おおうちじゅく)は、江戸時代の会津〜日光を結ぶ下野街道(しもつけかいどう)(会津西街道)の宿場町で、約500mに渡って当時からの茅葺屋根の建物が残っています。国選定重要伝統的建造物群保存地区となっており、地域ぐるみで街の美化、観光客誘致を積極的に行なっており、四季を通じて美しい風景が堪能出来る場所です。
【大内宿 街並み】
大内宿は電線も無く宿場内を流れる小川がとても綺麗です。
一本道の両側に約四十軒ほどの茅葺き屋根が並び集落の人々が生活している生きた文化財が並んでいます。
白川郷と違い、通りの家はほぼ飲食店か土産物屋さんなので、やや商業的な感じがしますが、飲食、民芸、工芸、お土産など、個性のあるお店巡りをしていると、あっという間に時間が過ぎます。
【大内宿 高倉神社 一の鳥居】
大内宿の街並みの中間地点にある大きな鳥居。鳥居から神社は見えません。この鳥居の先を進んでいくと戦国の世から現代まで、大内宿の鎮守様として崇敬を集め続ける高倉神社があります。
大内宿の賑やかな雰囲気から一遍、静寂が包み厳かな雰囲気を醸し出し落ち着いた気分になります。
【大内宿 見晴らし台】
大内宿の一番奥に見晴台あります。見晴台は階段が急ですが、ここからの景色はとても綺麗です。少し進むと厳島神社があり弁天様を祀る小さなお堂がありました。
【大内宿 ねぎ蕎麦】
1本ネギを箸代わりに食べるお蕎麦が名物です。白身部分の曲った「ねぎ」に蕎麦を引っ掛けて、すする・「薬味」が足りないと「箸=ねぎ」をかじるという食べ方。お店にもよりますが、「箸」が無い所もあり、海外の方は難しいと思いました。
どのお店も旧家を改築したものでエアコンなどないので扇風機頼り。夏場は水分を取り熱中症に気をつけましょう。
【大内宿 近くにある観光スポット】
鶴ヶ城、会津さざえ堂、会津武家屋敷
【大内宿 アクセス】
管理人の感想
江戸時代に宿場町として栄えた町が形を変えて残されています。かなり観光地化されてのは、やや残念ですが、白川郷と違い海外の観光客だらけでは無いので風情ある佇まいと人々にノスタルジックな気分にさせてくれました。また機会があれば、違うシーズンの時に行ってみようと思います。