霧島神宮【鹿児島県】

【霧島神宮 概要】

霧島神宮(きりしまじんぐう)は、諸説あるが欽明天皇元年(540年)創建。高千穂峰が日本神話の天孫降臨の伝承地とされる事から、元々は高千穂峰そのものを信仰の対象とする山岳信仰から始まった神社であると考えられています。6世紀の創建当時は高千穂峰にあり4回も移動してきた神社となります。

日本神話に邇邇芸命(ににぎのみこと)が葦原の中津国を治めるため高千穂峰に天降(あまくだ)った。その時山頂に鉾を突き刺したと記載されています。御祭神は、天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(あめにぎしくににぎしあまつたかひこほのににぎのみこと)=邇邇芸命(ににぎのみこと)を祀っております。

【霧島神宮 参道】

DSC 2666 2 1024x768 - 霧島神宮【鹿児島県】

二の鳥居を進むと大きく開けた場所があります。展望広場と1930年(昭和5年)に建てられた社務所があります。今は使われていないようです。

DSC 2670 1024x768 - 霧島神宮【鹿児島県】

大きく開けた参道に見えるのは三の鳥居。

DSC 2660 2 1024x766 - 霧島神宮【鹿児島県】

三の鳥から拝殿まで一直線で続いており、山の厳かな雰囲気が良かったです。

【霧島神宮 御神木「霧島メアサ」】

DSC 2657 2 1024x769 - 霧島神宮【鹿児島県】

参道を抜けると見えてくるのが推定樹齢800年を超える杉の木で、樹高38m、幹回り約7mと、実に立派なご神木です。南九州一帯の杉の祖先とも言われているそうです。

【霧島神宮 本殿】

shaden01 2 1024x768 1 - 霧島神宮【鹿児島県】

6世紀の創建当時は高千穂峰にありましたが、噴火でたびたび炎上により焼失しており、4回も移動しています。現在の社殿は鹿児島藩主島津吉貴の寄進で、正徳5年(1715年)に建立されました。

DSC 2641 2 1024x768 - 霧島神宮【鹿児島県】

いずれも朱塗りの華麗なものであり要所を彩色文様や鍍金の飾り金具で装飾しいる為、「西の日光」と言う別名を持っており、本殿・幣殿・拝殿は国宝となっています。


【霧島神宮 神楽殿】

DSC 2659 1024x768 - 霧島神宮【鹿児島県】

霧島神宮御鎮座1460年を記念して 2005年秋に建立されました。神楽殿と言うより御祭儀のほか結婚式場としても利用されるようです。

【霧島神宮 山神社】

DSC 2648 2 1024x768 - 霧島神宮【鹿児島県】

霧島神宮本殿の裏に山神社があります。御祭神は大山津見神(おおやまつみ)を祀っております。

DSC 2651 2 1024x768 - 霧島神宮【鹿児島県】

簡素な木の鳥居をくぐると小さな祠があるだけですが、神道の源、自然崇拝を強く感じられます。

DSC 2653 2 1024x768 - 霧島神宮【鹿児島県】

霧島神宮に来て、こちらに参拝しないのは非常に勿体ないと思います。本宮のにぎやかさとは裏腹にとても静かで、地元の方々の厚い信仰を感じました。

【霧島神宮 近くにある観光スポット】

高千穂牧場、霧島神宮 元宮、天の逆鉾、霧島東神社

【霧島神宮 アクセス】

管理人の感想

山深い場所にあって本殿までの参道を木々に囲まれながら歩くのがとても心地良かったです。建築装飾なども色がとても綺麗で見応えがあります。参拝者が多いですが、混雑しているという感じはなく、ゆっくりと参拝することができます。個人的には山神社に居た時間の方が本宮より遥かに多かったので、また訪れたいと思います。

敷地/施設規模
 (4)
自然の豊かさ
 (5)
アクセスのしやすさ
 (2)
観光客の多さ
 (3)

霧島神宮

〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608−5

※無料駐車場あり。

JR霧島神宮駅から車で約14分程度。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA