多度大社【三重県】

【多度大社 概要】

多度大社(たどたいしゃ)は5世紀後半に創建されたと伝えられ、三重県では伊勢神宮・二見興玉神社・椿大神社に次いで4番目に参拝者数の多い神社であり、2013年には1,407,000人が参拝されたそうです。御祭神の天津彦根命(あまつひこねのみこと)は伊勢神宮の御祭神である天照大御神の御子神にあたる。その為、伊勢神宮との関係が深く、昔から「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」と詠われてきました。 その関係から北伊勢大神宮とも言われ、伊勢参宮の折には「多度大社」にも足を運んでいたようです。

多度大社は、上げ馬神事が行われる地元では有名な神社です。 上げ馬神事とは〝多度祭〟に行われる神事で、馬に騎手が跨り物凄く勾配の急な坂を駆け登り登り切った馬の順番や頭数で米の作付け種類や豊凶作を占うものです。 多度祭には沢山の人が訪れて賑わいます。

【多度大社 境内】

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境内に入ると、白馬のいる神馬舎(じんめしゃ)があります。いきなり馬がいる神社も珍しいですが、古来より馬は神様の使いとして信じられてきました。ここな白馬さんは奈良の鹿の様にお辞儀をしています。おやつの人参(100円)納めましょう。小さなお子様は喜ばれると思います。

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新緑の深い木陰の中、水の流れる心地よい音を聞きながら坂道を歩いていくと本宮に着きます。それほど大きな境内ではありませんが、奥に進むにつれ神聖な雰囲気が増していきます。

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進むと於葺門(多度兩宮)があります。多度大社は多度神社と一目連神社の2柱であると云う意味で「多度両宮」と扁額が飾ってあります。この先が本宮となるので神聖な空気感が更に深まります。

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清流の流れる橋を渡る事で穢が祓われ、明らかな人と神との領域が分けられてい作りとなっています。川の流れのせせらぎ、小鳥のなき声、木々から発せられる森の音が神聖な雰囲気を作っていました。

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左が本宮 多度神社、右が別宮 一目連神社となります。一目連神社(いちもくれんじんじゃ) 御祭神は天目一箇命(あめのまひとつのみこと)。鍛治の神であり、『古事記』の岩戸隠れの段で鍛冶をしていると見られる天津麻羅と同神とされています。そして、左の多度大社御祭神となり、天照大御神様の御子神、天津彦根命(あまつひこねのみこと)様がお祀りされています。

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人の手は加わっていますが自然に囲まれいて伊勢神宮とは異なる雰囲気は良かったです。

【多度大社 御朱印】

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【多度大社 アクセス】

管理人の感想

多度山信仰として古くから地元の方に愛されている神社だと思いました。一方で上げ馬神事の際、馬を興奮させるためにたたくなどの行為が動物虐待に当たるなど賛否があり、700年以上続く歴史的価値、文化的価値の側面でどこまで続けていくのか問題だと感じました。

景観
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雰囲気
 (3.5)
アクセス
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私見
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多度大社

〒511-0106 三重県桑名市多度町多度1681

※駐車場は平日は無料ですが、休日・繁忙期は有料となります。

養老鉄道 多度駅からバスで15分程

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