【越谷香取神社 概要】
越谷香取神社(こしがや かとりじんじゃ) の創建年は具体的な西暦までは分かっていませんが、室町時代の「応永(おうえい)年間」(1394年〜1428年)と伝えられています。当時は、武蔵国(むさしのくに)=現在の東京・埼玉・神奈川ではなく下総国(しもうさのくに)=千葉県・茨城南西部に属していたため、下総国の一宮である千葉県の香取神宮から勧請され、大沢村の守り神してお祀りしたのが始まりです。
ご祭神は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を主祭神として合計14柱が祀られております。14柱の神様の中でも、特に木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られているため、大沢香取神社は「子授け・安産祈願」の聖地として特に女性から人気のようです。

香取神社という名前の神社は、越谷市内だけでも十数社以上存在しており、現代になってから「他の香取神社と区別するため」に、大沢地区にあることから「大沢香取神社」、越谷を代表する大きな香取神社であることから「越谷香取神社」と使い分けて呼ばれるようになりました。正式名称は「香取神社」ですが、本記事では判りやすさを重視する為、「越谷香取神社」としています。
【越谷香取神社 参道】

距離は数十メートルと短めですが、季節ごとにガラリと表情を変える現代的な美しさがあり、風車や風鈴などになるようです。今回は藤棚でした。
【越谷香取神社 社殿】

これまでの社殿は長い年月の経過により深刻な老朽化していた為、1868年(明治元年)に再建されました。

江戸時代末期の職人たちの働く姿が刻まれた、全国的にも極めて珍しい木彫りが施されています。現在は、越谷市の有形文化財に指定されています。
【越谷香取神社 縁結びの御神木】
神社の本殿裏(左手奥)に樹齢約100年の大銀杏(おおいちょう)のご神木があります。

この神社には14柱の神様が合祀されていますが、その中に日本神話で世界で一番最初に結婚した夫婦の神様である「伊邪那岐命(イザナギノミコト)」と「伊邪那美命(イザナミノミコト)」の二柱が含まれています。この最強の夫婦神の「固い結びつき」のパワーが宿る境内において、本殿のすぐ脇に立つこの大銀杏が、神様と参拝者をつなぐご縁のシンボル(依り代)として選ばれたそうです。
【越谷香取神社 末社 八坂神社】
社殿の右手に小さいながらも、社殿自体は江戸時代に作られたものと言われており、とても精緻で味わい深い職人技が残されています。

ご祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと) を祀っております。
【越谷香取神社 末社 稲荷神社】
八坂神社の後ろ、駐車場からは見えないようにひっそりと稲荷神社がありました。

宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀っております。
【越谷香取神社 御朱印】

【越谷香取神社 近くにある観光スポット(徒歩30分圏内)】
久伊豆神社、天嶽寺、大聖寺
【越谷香取神社 アクセス】
管理人の感想
旧日光街道沿いに佇むこの神社は、一歩足を踏み入れた瞬間から明るく開けた華やかな雰囲気に満ちていました。お宮参りで訪れた幸せそうなご家族や、仲良く散策するカップルなど多くの参拝客で賑わっており、今も地域の中心として非常に高い人気を集めていることが肌で伝わってきました。参道や境内に施された工夫がとても印象的でした。美しく整えられた藤棚の参道は、人工の造形ならではの洗練された美しさがあり、見る人をワクワクさせてくれます。さらに、彩り豊かなお花が水面を飾る花手水も本当に綺麗で、思わず写真を撮りたくなるような現代的な癒やしのスポットになっていました。
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