【前鳥神社 概要】
前鳥神社(さきとりじんじゃ)の正確な創建年代は不明。延喜年間(901~923)に編纂された『延喜式』という法制書の中で全国の著名な神社が収録されている神名帳に、「前鳥神社」と記されており、伝承では368年(仁徳天皇56年)を創建とも考えられています。
応神天皇の御子であり仁徳天皇とは異母兄弟である菟道稚郎子命。先に皇太子となったが、仁徳天皇に皇位を譲り宇治からこの地に移り住みこの地で没した。その子孫が祀ったのが起源と言われています。
現在は、相模国(現在の神奈川県)の四之宮であり、相模六社のひとつでもあります。
ご祭神は、菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)、大山咋命(おおやまくいのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀っております。
【前鳥神社 参道】

二の鳥居から先が境内になっており、立派な巨木に囲まれています。参道は直線の一本道で桜並木が続いており、春には良い眺めになりそうです。
【前鳥神社 鐘楼】

参道の途中に鐘楼がありました。1790年(寛政2年)の物で、神仏習合の名残でしょうか。誰でも鐘楼の鐘を突くことが出来るので、鳴らしてみましたが良い音がしました。
【前鳥神社 社殿】

初めての人は読み間違えるかも知れませんが、前鳥と書いて「さきとり」と読み、拝殿の額には「左喜登利」(さきとり)と書いてありました。※江戸時代まで社号を「左喜登利」「埼取」「前取」など色々用いてきましたが、現在は『延喜式神名帳』に基づき「前鳥」の社名を用いているとされています。
【前鳥神社 幸せの松】

拝殿右に幸せの松と呼ばれる立派な松の木があり、稀に4本の葉をつけた松葉があります。この4本の葉をつけた松葉を持っていると幸運を招くと伝えられています。
【前鳥神社 末社 神戸神社】

神戸神社(ごうどじんじゃ)には、祭神として素盞嗚命(すさのおのみこと)、天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られております。伊勢神宮のような神明造です。
【前鳥神社 末社 奨学神社】

奨学神社(しょうがくじんじゃ)には、祭神として菅原道真公が祀られております。

菅原道真公は梅をこよなく愛し、左遷の際に「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」と詠んで別れを惜しんだ歌が有名です。その為、菅原道真公を祀っている神社には梅が多いのはその為です。
【前鳥神社 御朱印】

【前鳥神社 近くにある観光スポット】
寒川神社、平塚八幡宮
【前鳥神社 アクセス】
管理人の感想
寒川神社を参拝した際に近くにあるこちらにも参拝させて頂きました。境内には広い駐車場があり遠方からでも参拝しやすかったです。地元の方々から尊崇されて居ることが実感出来る良いお社だと思いました。また、三社それぞれ祀られている神様が異なるので、社殿の造りも違うのが面白いですね。寒川神社からも比較的近いので、合わせて参拝されると良いでしょう。
【御朱印・絶景】日本の神社仏閣めぐり – JAPAN SHRINE GUIDE 





