【芝東照宮の概要と歴史】
東京都港区芝公園に鎮座する芝東照宮。境内には3代将軍・徳川家光公の手植えと伝わる樹齢400年超の「大イチョウ(東京都指定天然記念物)」が力強くそびえ立ち、都会のビル群や東京タワーを背景に凛とした歴史とパワーを感じさせる名社です。
【歴史と由来】徳川家康公を祀り日光四東照宮の一つに数えられる芝公園の神社
芝東照宮(しばとうしょうぐう)は、東京都港区芝公園に鎮座する古社です。江戸時代初期の元和3年(西暦1617年頃)、前年に世を去った徳川家康公(東照大権現)の御霊をお祀りするため、徳川家の菩提寺である増上寺の境内に安国殿を建立したのが創祀の始まりと伝えられます。
社殿には、家康公が還暦を迎えた際に自ら命じて刻ませた等身大の木造坐像(寿像)が奉安されました。江戸時代を通じて徳川将軍家より手厚く保護され、日光東照宮・久能山東照宮・上野東照宮とともに「日本四大東照宮」の一社に数えられる高い格式を誇りました。
明治時代初期の神仏分離令により増上寺から独立し、社号を「芝東照宮」と改めました。昭和20年(西暦1945年)の東京大空襲により安国殿や本殿などの貴重な建造物は焼失したものの、公自作の寿像は奇跡的に難を逃れ、昭和44年(西暦1969年)に再建された社殿に今も大切にお祀りされています。旧境内には将軍家ゆかりの巨木・大銀杏(東京都天然記念物)が聳え、江戸の歴史を現代に伝えています。
【ご祭神とご利益】徳川家康公(東照大権現)が授ける出世開運・勝運・家内安全のご神徳
ご祭神は、徳川家康公(東照大権現/とうしょうだいごんげん)を祀っております。
- 立身出世・事業繁栄・勝運上昇:戦国乱世を天下統一へと導き江戸幕府を開いた徳川家康公の力強い御神徳により、仕事での成功や事業の発展、勝負事での勝利をもたらします。
- 災難除け・強運招福・延命長寿:幾多の戦火や大空襲を潜り抜け、公自作の寿像(御神体)が奇跡的に現存する強力な生命力にあやかり、悪運を払い幸運を引き寄せます。
- 家内安全・国家安泰:二百五十年に及ぶ平和な江戸時代を築いた徳川将軍家の祖神として、家庭の平穏や身の安全を守護します。
【芝東照宮の見どころ&参拝ルート】
【参道と社殿】緑豊かな芝公園内に佇む静かなアプローチと緑に映える荘厳な社殿

現在では拝殿に向かう参道の両側は駐車場となっていて趣はありません・・・。この入口では慣れてない方は参拝しにくいと思いました。

そのまま進んでいくと静かな森の中に朱色の社殿が見えてきます。

境内は狭めですが、木々が多くて自然が豊かな感じでした。御神体は徳川家康等身大の木像とのことですが、見ることは出来ませんでした。
【大イチョウ(公孫樹)】徳川家光公手植えと伝わる都指定天然記念物の大木

大空襲でも焼失を免れた3代目将軍の徳川家光が植樹したと伝えられる樹齢約400年以上のイチョウは現在もそこにあり、東京都の「天然記念物」に指定されています。
【芝東照宮 御朱印】

御朱印には、日光の杉で作ったしおりを挟んでもらえます。良い香りです。
【芝東照宮の現地参拝レポート&評価】
芝東照宮 現地レビュー・評価スコア
| 評価項目 | スコア | 特徴・ワンポイント |
|---|---|---|
| アクセス | (5.0) | 都営三田線「芝公園駅」A4出口より徒歩約1分。都営大江戸線「大門駅」やJR「浜松町駅」からも徒歩圏の好立地 |
| 静けさ | (4.5) | オフィス街・芝公園の一角に位置しながら、大イチョウなどの緑に包まれ都会の喧騒を感じさせない静謐な境内 |
| 歴史・由緒 | (3.0) | 元和3年(1617年)創建。「日光・久能山・上野」と並び四大東照宮の一つに数えられた徳川家康公ゆかりの名社 |
| 自然・景観 | (3.0) | 3代将軍家光公の手植えと伝わる「東京都指定天然記念物・大イチョウ」と、間近に仰ぎ見る東京タワーのコントラスト |
| 御朱印種類 | (3.0) | 徳川家の三つ葉葵の紋が捺された芝東照宮の通常御朱印や、徳川ゆかりの意匠を施したお守り・御朱印帳が授与される |
| 規模 | (2.5) | 石鳥居、参道、本殿、社務所、大イチョウがコンパクトにまとまった、気軽に参拝しやすい親しみやすい規模感 |
現地レポ|実際に訪れた感想
かつては豪華絢爛な東照宮だったそうですが、今は増上寺の脇にひっそりと佇んでいるといった感じです。芝公園、増上寺、東京タワーなど、周辺には散歩に楽しいスポットがありますので、セットで巡るのが良いと思います。
【あわせて巡りたい周辺観光スポット】
国会議事堂、東京タワー、増上寺、芝大神宮
Kanataの神社・お寺めぐりナビ 

