【東京タワー 概要】
東京タワーは1958年に完成しました。建設された当初は世界一の高さを誇る自立式電波塔で、大阪の通天閣も手掛けた内藤多仲を含める技術者たちによって設計された東京タワーは日本の過酷な自然環境にも対応できる頑丈なタワーとして設計されました。江戸時代に大火事、明治時代に大水害、大正時代は関東大震災、昭和は東京大空襲。長い歴史中でいくどもの災害等で人々の心が沈んでいた時の戦後復興の象徴として誕生しました。上を向こうという念も込められていると思います。
超高層建築物が林立して影となる部分に電波が届きにくくなっていた為、東京の新たな電波塔としてスカイツリーが稼働しています。現在の東京タワーは災害時などで東京スカイツリーから電波が送れない場合の予備電波塔となっています。
東京スカイツリー【東京都】高さは333メートルであり長年東京の電波塔として活躍し、2013年には有形文化財となりました。
東京タワーが建てられる工程では今では考えられない、高温に温めた鉄のピンを上で待機する職人の元へと放り投げて即座に穴に差し込みハンマーで打ち付けて接合するという繰り返しのもので、当時の職人の手作業での凄まじい技術のたまものでもあります。
メインデッキは大人1,500、トップデッキは大人3,500円。昼間の東京タワーからは富士山が見えます。また夜の東京タワーからの景色は夜景100選に数えられています。
【東京タワー メインデッキ内 タワー大神宮】
東京タワーメインデッキ2階にある東京23区で最も高い場所にある神社があります。
運営会社が創立20周年を記念して1977年にこの場所に建立。その後、2008年に50周年と感謝を込めて全面リニューアルされています。ご祭神は伊勢神宮から天照大御神様をお祀りされています。
神宮(伊勢神宮 内宮)【三重県】【タワー大神宮 御朱印】
御朱印は売店に書き置きのもが300円で売っています。他にも季節限定など扱っていました。
【東京タワー周囲 もみじ谷】
東京タワーのすぐ隣の区域にある公園です。紅葉の見ごろは12月頃です。
もみじ谷崖斜面に複数のお地蔵様が祀られています。蛇塚と言われる場所らしく一番大きいお地蔵さんの後ろに蛇の置物が隠れています。小川が流れており良い雰囲気の場所です。
【東京タワー周囲 如意輪観世音】
東京タワーのすぐ横にある、小さな祠には如意輪観世音(にょいりんかんのんぼさつ)様がお祀りされています。
石造の大きな如意輪観音像で、詳細は不明ですが江戸時期の造立と思われます。当時、この場所は増上寺の境内であり芝公園になった以降もそのまま残されたようです。
増上寺【東京都】【東京タワー周囲 海外の方に人気の写真スポット】
とうふ屋うかいの入り口近くに、海外の方が中心の行列ができていました。東京タワー地下駐車場の東京タワー出口からが撮影スポットになっているようです。
【東京タワー 近くにある観光スポット】
宝珠院、増上寺、芝東照宮、芝大神宮
【東京タワー アクセス】
管理人の感想
東京もしくは日本の繁栄の象徴と言っても過言ではありません。施設としての東京タワーは展望エリア、お土産屋など東京観光としても十分楽しめる場所となっています。今となってはそれほど高い建造物ではありませんが、末永く愛される場所でいてほしいと思います。