【井草八幡宮 概要】
井草八幡宮(いぐさ はちまんぐう)は、創建年は不明。一説には849年(嘉祥2年)に春日社であったと伝わっています。1189年(文治5年)頃に源頼朝が奥州征伐の戦勝祈願に立ち寄り、八幡神を勧請・合祀して以来、武神を祀る八幡宮となりました。 境内からは縄文時代の遺跡も発見されており、元々は聖地だった場所を神社としての形態にととのえたと考えられています。明治時代までは、源頼朝が名付けたとされる昔の地名から「遅野井(おそのい)八幡宮」と呼ばれていました。
ご祭神は、八幡大神(やはたのおおかみ)、応神天皇(おうじんてんのう)、春日神 (かすがのかみと)を祀っております。※この神社では八幡大神と応神天皇を明確に区別しているようです。
【井草八幡宮 大鳥居と大灯篭】

大きな参道は2つあり、北参道には高さ9メートルの大きな灯篭と鳥居があります。大鳥居は、東日本大震災で破損した石鳥居に代わって、2013年(平成25)年に建立された物です。

参拝は北参道からがお勧めですね。
【井草八幡宮 東参道】

東参道にも大きな鳥居があり、こちらも9メートルの高さ。参道は直線距離200メートルと長さがあります。これは流鏑馬神事(やぶさめしんじ)の馬場で5年に一度の流鏑馬を始めとする行事があるそうです。
【井草八幡宮 楼門】

北参道・東参道を進むと、この地点に合流し楼門が見えてきます。

随神が一対納められており、櫛磐間戸神・豊磐間戸神の神像が左右に配置されています。立派な門なので正門にも見えますが、本殿から見ると東門です。

東門の為、門を抜けても正面に見えるのは本殿ではありません。神紋は「三つ巴(みつどもえ)」。八幡神(応神天皇)を祀る神社で多く見られる一般的な紋ですね。
【井草八幡宮 手水舎】

手水舎はシンプル。苔が渋い味を出しています。
【井草八幡宮 境内】

社殿前の境内は広く作られており、昔は春日社だった名残なのか他の八幡神社とは違う造りに感じます。
【井草八幡宮 社殿】

シンプルで整った美しさのある社殿です。

現在の社殿は、1664年に改築されたそうです。「朱雀(すざく)の本殿」と呼ばれる一間四方の朱漆りの本殿は、杉並区最古の木造建築だそうです。
【井草八幡宮 南参道】
北や東には立派な参道があるのですが、古社としては違和感がある道となっていました。

詳しい情報は無かったのですが、社殿正面から直線上にある南駐車場は元々は参道だったと思われます。
【井草八幡宮 御朱印】

【井草八幡宮 近くにある観光スポット】
荻窪八幡神社、観泉寺、井の頭公園、大宮八幡宮
【井草八幡宮 アクセス】
管理人の感想
昔ながらのシンプルで整った美しさのある素敵な神社でした。広大な敷地を有し、このあたりでも特に存在感のあります。最寄り駅からのアクセスは良くないですが、個人的には東京の神社では上位に入る良い場所でした。由緒は大宮八幡と同様に源頼朝が戦勝祈願に立ち寄ったそうですが、コンビニに立ち寄るレベルで神社参拝して当時の行軍スピードは大丈夫だったのでしょうか・・・と余計な事を考えてしまいます。
【御朱印・絶景】日本の神社仏閣めぐり – JAPAN SHRINE GUIDE 




