【紀州東照宮 概要】
紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)はは日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」の構成文化財であり国の重要文化財でもあります。1621年に紀州藩初代藩主で徳川家康の十男である徳川頼宣により、父家康をまつり、天下泰平と人々の安寧を願うために創建されたものです。御祭神は徳川家康と紀州藩初代藩主の徳川頼宣です。東の日光東照宮に対して、「関西の日光」と呼ばれており日光や久能山東照宮と比べると小さいですが、東照宮らしく豪華絢爛です。
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こちらは、最初に駐車場300円がかかります(支払い済みの駐車場券を東照宮受付で出すと東照宮内部への拝観料一人分300円が無料となります)
【紀州東照宮 景観】
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鳥居をくぐり石灯篭など雰囲気が良い参道を歩きます。直線かと思いましたが、一度曲がるのですね。
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曲がった先に108段の「侍坂」(さむらいさか)があります。これは煩悩を表して、登ることで煩悩を削ぐようです。
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この侍坂といわれる急な階段を登るか、緩やかな坂を歩くか選択できますので、ゆっくりと登りましょう。塗りの楼門をはじめ、拝殿、本殿などの7棟が国の重要文化財に指定されています。
【紀州東照宮 境内】
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石段を登り切って振り向くと海と空の美しい景色が待っています。和歌浦は名勝だけありとても荘厳です!
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社務所の中には豪華な徳川家紋入りの衝立と生け花があり、目の保養になりました。
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唐門(からもん)は金より赤の装飾重視のようです。(唐門は日本の城、仏教寺院、神社の入り口によく使用され、歴史的に権威の象徴でした。)門から先の本殿は国の重要文化財に指定されており、周りをぐるっと一周出来ます。左甚五郎作の緋鯉や虎と龍など美しい彫刻を見ることができます。。内部の写真撮影は禁止されておりますので、ぜひご自身で確かめてください。
【紀州東照宮 近くにある観光スポット】
【紀州東照宮 アクセス】
管理人の感想
日光東照宮のような、豪華な装飾の本殿を見ることができますが、規模として小さい為、和歌山城と一緒に観光することをオススメします。景色はとても綺麗なので、ぜひ晴天の日に参拝したいですね。