【居木神社 概要】
居木神社(いるぎじんしゃ)は、正確な創建年は不明。江戸時代初期(1600年頃)には目黒川のゆるぎ橋(現在の居木橋)付近にあったといわれています。しかし、川の近くにあったため風水害の被害を受けやすく、村民らによって現在の地に遷座され「雉子ノ宮」から「五社明神」(貴船明神、春日明神、子権現、稲荷明神を合祀)となり、1872年(明治5年)に稲荷神社、川上神社、本邨神社を合祀し、現在の「居木神社」となりました。
主祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)、配祀は、高龗神(たかおかみのかみ)、大国主命(おおくにぬしのみこと)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、天兒家根命(あまのこやねのみこと)、菅原道真(すがわら の みちざね)、手力雄命(たじからおのみこと)、淀姫命(よどひめのみこと)、大山咋命(おおやまくい の みこと)を祀られております。
【居木神社 参道】

周辺は大崎駅前の再開発ビルが立ち並んでいますが、一歩参道に入ると都会の喧騒を離れた落ち着いた雰囲気が漂っています。

参道の入り口に立つ鳥居は1792年(寛政4年)に奉納された歴史あるものです。石段を上ると鮮やかな朱色の社殿が見えてきます。
【居木神社 手水鉢】

鳥居と同様に1792年(寛政4年)に奉納された手水鉢(ちょうずばち)。この手水鉢は品川区指定有形文化財に指定されています。
【居木神社 社殿】

1945年(昭和20年)に第二次世界大戦により焼失しており、現在の社殿は1978年(昭和53年)に再建されたものです。
【居木神社 富士塚】

拝殿前の石段の横手には1933年(昭和8年)に溶岩で築かれた富士塚があり、「しながわ百景」に選定されています。他の富士塚とは違い、こちらは登ったりは出来ないと思われます。この場所は「居木橋遺跡」という縄文時代の貝塚の上でもあり、案内板には遺跡としての説明も記されていました。
【居木神社 末社 厳島神社】

厳島神社の石鳥居は、1792年(寛政4年)に建立されたもので、現在は品川区の指定有形文化財になっています。

元は旧居木橋村の大地主・松原家の屋敷神を遷座したようです。精緻な彫刻に彩色が施され、江戸時代後期の建造物と推定されており、一部欠損箇所もあるものの明治前期に部分的な補修を受けたとも思われます。
【居木神社 末社 稲荷神社】

居木神社の左手に厳島神社と並んで鎮座しています。
【居木神社 御朱印】

【居木神社 近くにある観光スポット(徒歩30分圏内)】
品川神社、戸越八幡神社、荏原神社
【居木神社 アクセス】
管理人の感想
近年の大崎駅再開発により近隣には大きなビルやマンションなどが次々と建設されましたが神社周辺は緑が多く残されていました。神社の名前「居木」は、「木がある場所」という意味で、神社周辺の自然環境に配慮してくれているようでした。祀られている神々は多く水に纏わっており、よく氾濫していた目黒川を鎮めるためと思われます。村民らで遷座した過去を見ても、村々から大切にされていた神社であり、現在も地元の方には大切にされていると感じます。
【御朱印・絶景】日本の神社仏閣めぐり – JAPAN SHRINE GUIDE 


